Symptom to Diagnosis: An Evidence-Based Guide (Lange)

Symptom to Diagnosis: An Evidence-Based Guide (Lange)

売れ筋ランクSymptom to Diagnosis: An Evidence-Based Guide (Lange)  
Symptom to Diagnosis: An Evidence-Based Guide (Lange)

Symptom to Diagnosis: An Evidence-Based Guide (Lange)


価格:¥ 5,097(税込)
McGraw-Hill Medical Publishing  (2005-09)
/Scott D. C., M.D. Stern/ Adam S., M.D. Cifu/ Diane, M.D. Altkorn/
ペーパーバック 528ページ
売れ筋ランク:17241
Evidence-Based Physical Diagnosis
The Patient History: Evidence-Based Approach (Lange Medical Books)
The Answer Book : Saint Frances Guide to the Clinical Clerkships
Differential Diagnosis in Primary Care
Visual Diagnosis in Emergency and Critical Care Medicine

 同じLANGEから出ている「The Patient History」の後塵を拝するのではないかと、あまり期待をせずに手にとって見たが、それはよい意味で早々に裏切られた。寧ろずっとこちらのほうがpractical。
 23(+5)章とも、それぞれの症状を訴えるケース数例について、臨床情報を少しずつ小出しにしながら、鑑別疾患やその診断に関するエビデンス、各々の疾患についての治療法も含めた簡単なまとめが、とても平易かつ親しみやすい文章で書かれている。
 内科医が診断を考えてゆく上でもっとも大切なステップが手に取るように分かり、論理的に筋道を立てて物事を考えてゆくとはどういうことか、繰り返し示されている。
 もともとは米国の医学部3年生(つまりベッドサイドで学生医師として働き始める頃)向けに書かれたものとのことだが、日本の医学生や初期研修医ばかりでなく、全ての臨床家にとっても、知識の整理や診断プロセスのブラッシュアップに役立つ良書といえるだろう。
 ただ、豊富に示されるエビデンスの出典があまり載っていない点がやや難点か。しかし、それでもおそらく今までに出版されている診断学の教科書の中では最良と言っていい内容であり、教育・指導に際して上級医や指導医がそれらを補うことができれば、日本に於ける臨床教育もかなりレベルアップできるに違いない、と確信させるだけの本。

【追記】2007年7月に訳本が出るらしいです(『考える技術』という題名のもよう)。


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