A Farewell to Arms |
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戦時下で出会った男女が恋に落ち、幸せをつかむことなく悲劇を迎える点では、著者の 「誰がために鐘はなる」に近い小説であるが、本書では恋愛により生粋の衛生兵であった ものが軍務を抜け自分たちに平和な生活を求めるという、戦争に対する強烈な批判を含んで いる。戦うという職務と自分の人生との葛藤はあまりなく、その時代の中で自分たちの 生き方を求めるという形が最終的に中立国スイスへの脱出であり、その後の平和な生活であったが、やはり最後は悲劇に終わってしまう。 残された男はこれからどの様に生きていくのか、読んだ後に考えさせられる。 英文も比較的容易でかつ会話が多いので読みやすい作品だと思います。戦場での緊迫した場面や恋愛の場面など引き込まれる部分が多くあっと言う間に読み終えていました。 第一次大戦中のイタリア戦線を背景に、アメリカ人中尉のヘンリーと、イギリス人篤志看護婦のキャサリンとの悲劇の恋愛を描いた作品。 衛星兵であった主人公ヘンリーは、オーストリア軍の攻撃で足を負傷し、病院内で出会ったキャサリンと恋に落ちる。やがて二人は愛し合うようになり、キャサリンは妊娠する。そして、ヘンリーは戦争というものが嫌になり、キャサリンと共に中立国のスイスへと逃亡する。 この作品は、二人の男と女の悲劇を通して、密かな戦争批判をしているのだと思う。愛する人を失う事によって、戦争というものから逃げる必要もなくなった。戦争と恋愛を扱った最大の皮肉だと思った。最後に生きる糧を失ったヘンリーの虚無感が伝わってしばらく忘れられないです。 ヘミングウェイの文章は読みやすくスイスイいけると思います。他の登場人物も役割がそれぞれはっきりしているので、覚えやすいです。男同士ならではの会話もたくさんあるので笑える部分もたくさんあり、興味本位で読んでも、最後まで読める作品だと思います。 A Farewell to Armsを楽天で検索 |