Kira-kira |
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主人公ケイティの視線で書かれています。全ては淡々としてでも、瑞々しく所々ユーモアすらあり、そのために余計にとても考えさせられたり感動したりしました。当時の日系人達のつましいというには、あまりに不公平な待遇を耐え忍ばなければならない、貧しく苦労の多い生活を改めて知りました。 この家族はリンの病気と彼女の死の直後どうにかなってしまいそうな所で、何とかそれを乗り越えて、どんなに貧しくとも苦労が多くとも悲しい出来事があろうとも、誇りを失うことなく何が本当に幸せな生活かを家族で見出していきます。その過程は涙なくしては読めませんでした。 最後のほうは確かに泣けてきましたが、凄くいい話だと思いました。姉の死をどうにか乗り越えようとするケイテイ、彼女と両親やおじさんとのやりとり、リンを思い出すところ・・・そして家族でカリフォルニアの海を見に行くところ・・・何度読んでも感動を覚えます。 ケイテイにキラキラという言葉を教えた姉のリンは、どんな生活の中にも美しく輝くものを見つけ出してそこに幸せを見出す天才だったのでしょう。それに気づいた妹ケイテイもきっとそれを受け継いでいることだと思いました。きっと家族皆も・・・。そして、それは何か現代の自分達にも教えてくれるものがあると思うのです。 、 日系人のお話です。ケイティは5人家族。父と母 姉のリン、弟のサム。両親は家計を支えるべく 朝となく昼となく働き続けます。 ケイティはリンと仲良く、そして弟を思いやり・・・ 懸命に生きていきます。 やがてリンが病気になり・・・リンの思い描いていた夢 いろんなことがケイティの心をめぐります。 最後のあたりのリンのせりふが涙を誘います。 翻訳版でもいいので、多くの方に読んで欲しいと思いました。 kira-kiraの主人公katieは自慢の姉をなくすというつらい経験をするが、けっしてそれで打ちのめされたままではいない。それは、たとえ貧しくとも温かい愛のある家庭にはぐぐまれた者が持つ強さであろう。心が素直で健康ならば、亡くした人の魂もまたキラキラした思い出となって私たちを支えてくれる。むやみに背伸びはしないけれど、人生について素朴な疑問を投げかけながら一生懸命生きるkatieが愛らしい。なぜか向田邦子と和子の姉妹を思い出した。 日系アメリカ人作家によるニューベリー賞受賞作。 英語は易しく、日本の風物が出て来て読みやすい。 一家の希望の星だった優秀な姉の死を中心に、主人公の成長と1960年代のアメリカ社会が描かれています。今、日本人がなくしたと嘆かれている気高さ、貧しく差別されても品位を失わない家族、特に寡黙なお父さんが素晴らしい。 英語で泣ける、「きらきら」と美しい作品です。 多読に挑戦中の方にもおすすめ。 アイオワからジョージアへ引越していく一組の日系人家族。物語の始まりは、LynnとKatieという仲の良い姉妹が、働きづめの貧しい両親や、ジョージアから迎えに来た伯父と共に住み慣れた土地を後にしていく情景が、淡々とKatieの視点で語られています。 前半は、このままどのように話が進んでいくのか、予想が付きませんでした。しかし、Lynnの病気が発覚してから、その淡々とした家族の日常がどれほどまでに美しいものであるか、特別なものなど何もない、家族と過ごす時間がどれほどキラキラしているかが、ジンジンと心に伝わってくるのです。大げさにドラマチックに書かれていたら、この物語は陳腐なものだったかもしれません。Cynthia Kadohataの静かに表現される文章によって、登場人物たちが輝きを増すのだということを教えられました。 あまり難しい単語は使われておらず、読みやすい英文です。44,000語くらい。 Kira-kiraを楽天で検索 |