ポスト世俗化時代の哲学と宗教 |
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カトリック教会がどのような社会思想を提示してきたかを知ることは、ヨーロッパ理解に不可欠である。だが残念なことに、日本では、キリスト教人口が少ないことも相まって、この点が蔑ろにされてきた。本書は、カトリックの中でも保守派とされるラッツインガー現ローマ教皇(法王)と、これまで宗教思想をあまり論じてこなかった近代主義者ハーバーマスとが、「見解の相違と同意」を取り交わした稀有なる書として、ヨーロッパ思想研究者にとって必読書と言えよう。特に、この翻訳書では、ハーバーマスの友人であり研究者として名高い三島憲一氏による長文の解説書が載っており、カトリック思想に疎い読者の方には、まずこの解説書から読み始めることをお勧めする。 ポスト世俗化時代の哲学と宗教を楽天で検索 |