変わる商店街 (岩波新書)

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変わる商店街 (岩波新書)

変わる商店街 (岩波新書)


価格:¥ 735(税込)
岩波書店  (2001-03)
/中沢 孝夫/
新書 184ページ
売れ筋ランキング:133573
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「変わる商店街」 中沢孝夫・岩波新書

なんというか反ネオリベラリズムと精神論が綯い交ぜになったような本である。
衰退する商店街の活性化対策について述べているのだが、うまく軌道に乗った事例のみをことさらに取り上げ、「成功しないのは工夫が足りない、努力が足りない」に帰結する。
規制についても軸足が定まらない。営業時間制限や休日を義務づけるような記述があるかと思えば、大型店への規制には消極的である。商店街の衰退が日米構造協議に基づく規制緩和にあることは多くの有識者が指摘するところであり、そこを解決せずして根本解決にはなり得ない。そのためには規制もひとつの選択肢である。
「郊外型SCを規制しようとしてもそれが大衆が望んでいるかは疑問である」
車を持つ者にしか利用できない郊外型SCだけではなく、交通弱者としての未成年や高齢者が買い物のできるエリアが必要であるとの観点からはまったく描かれていない。
全国に数多あるシャッター街のごく一部の成功例を取り出してきても普遍的な解決にはならない。傑出した一部の人ができることではなく、誰しもが参加できる商店街復興の具体的方法を示してもらいたかった。
同意4割、異議6割といった内容の本であった。
 本書は、戦後復興期から高度成長期にかけて繁栄を誇った中心市街地商店街が、商業の郊外化や大型店の中心部からの撤退などにより、危機的状況を迎えている今、どのようにして活性化を図ろうとしているのかについて、豊富な事例で紹介した一冊である。

 その取り組み事例を通じて、商店街の活性化とは、個店の努力とともに、地域づくりの要素も欠かせないということ、そして地域とは、地域のみんなが協力して作り上げていく公共財であるということ、さらには、商店街づくりにとどまらない、地域づくりの本質が明らかにされている。

 商店街の活性化に取組んでいる人には、きっと何かを与えてくれる一冊である。


評è€...は住ã‚"でいるè¡-のé¡"というものが思い浮かばない。
考えてみれば、特色のない商åº-è¡-がé§...の前に広がっている風景が目に浮かぶばかりである。
それもè¡-のé¡"と言えばé¡"であるが、それではどã"か淋ã-いæ°-もする。

そう考えると商åº-è¡-というのは非常に重要である。
ã-かã-、様ã€...なå '所で指æ'˜ã•れるように、現在の商åº-è¡-にはæ'»æ°-が無いとã"ろが多い。

本書は市æ°'レベルから商åº-è¡-æ"¹é©ã€è¡-のé¡"づくりにå-り組ã‚"でいる人ã€...ã‚'ç'¹ä»‹ã™ã‚‹ã"とで、そのような問題に対する一つの処æ-¹ç®‹ã‚'教えている。
が、引ç"¨ã•れる商åº-è¡-がå°'なすぎると思う。
ã"うã-た実例ã‚'ç'¹ä»‹ã™ã‚‹æœ¬ã‚'読ã‚"でいていつも思うã"とであるが、
å°'ない実例であれば、一つ一つã‚'詳ç'°ã«è¨˜è¿°ã-て欲ã-いã-、

実例から一般è«-的に話ã‚'つなã'てã!„くのであれば、出来る限り多くの実例ã‚'ç'¹ä»‹ã-て欲ã-い。

本書はそのå†...容や主張という点では非常に有益なã"とã‚'述べていると思うが、実例の数や踏み込みæ-¹ã¨ã„う点で中é€"半端な感が否めない。
大切な話であるだã'に、非常に残念だ。


最近の商店街事情を纏める。主に大都市近郊やその周辺の商店街に取材対象を求めている。本書に依れば、もともと商店街は昭和30年代をピークに漸次衰退傾向にあった。社会問題になったのは比較的最近だが、原因としては、各家庭が自動車という移動手段を得たことで遠くの大型店に買い物に行ける素地が出来たこと、大資本がそれに合わせ土地の安い郊外に安売りで品揃え豊富な大型店を出店したこと、商店街の商店の多くが商売が保守的で、また商店街全体のことを考える余裕もなく結果として消費者にアピールできなかったこと、などが挙げられている。かつては産業構造の変化に伴う人口移動といった要因もあり、地域人口は増え続け、商店街は「何もせずとも」集客が見込めた。大型スーパーの出店を阻む大店舗等の法規制にも守られてきた。一つの商店街に魚屋は一つ八百屋は一つという状況である。競合企業が存在せず市場競争の素地が少なかったという「悪状況」があったわけだ。これに商店街は甘えてきた側面もあるのではないかと著者は批判する。放っておいても売れるなら商店街というコミュニティに関わる必要もない。労働組合でも組合費に5000円程度徴収するのに、商店街の振興組合費は1000円位という現状が何をか言わんやである。

このような現状を説明した上で著者は「これまで我々自身意識的に地域コミュニティを作ろうと努力したことはあっただろうか」と我々に問いかける。商店街は消費者=地域住民の存在が前提だ。商店街衰退の背景には、個々の商店の企業努力の怠慢と同時に地域コミュニティの不存在がある。もっとも暗い話題ばかりではない。新しい地域共同体形成の試みや、インターネットショッピングに活路を見出そうとする田中かばん店(ネットの「吉田かばん」愛好家の間で有名な存在である)の挑戦なども紹介されており興味を惹く。


 全国的にも空洞化が目立つようになってきた商店街に、新たな発想による取り組みを実施している商店街を取材したリポートが本書。新たなまちづくりとしての商店街の復活に繋がる可能性を探り、実例をあげている他にも、商店の衰退やインターネット上での商店の発展なども取り上げています。実際に商店街で店を構えている立場から興味深く読みましたが、本書は方向性は探っているものの、フリーマーケット開催などの短期的な成功例は多いものの、長期的な成功例は少なく、また商店街の衰退の現実にももう少し目を向けてほしかったです。しかし商店街の一員としては、考えさせられる部分は多かったですし、まちづくりというだけではなく、地域とは何かを改めて考えることを提唱している内容は興味深かったで!す。
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