エッシャーの宇宙 |
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作者のエルンストはエッシャーの友人です。 最初にエッシャーの生い立ちの話が載っています。幼少の頃の写真や妻の写真などもあります。それから年代を追って、デッサンや人物画から始まって、アイデアの下書きから、初期の版画を紹介し、本の挿絵から徐々に数学的な遊びのだまし絵を作り出す課程と、それら作品の1つ1つを丁寧に解説しています。 全ての作品を網羅している訳ではありませんが、有名な版画の数々が登場するので十分にファンの読み物としては退屈しないでしょう。 表紙の絵は1つの蛇からなる1/3が原盤になったカラーの作品で、その製作工程なども写真で見ることができます。 同著のオランダ語だかドイツ語を持っているのでこれと比較すると。 最後の2作品(表紙と同じ蛇の絵、魚が同心円に隙間なく広がる絵)がカラーで掲載されているのに、日本語版では全てモノクロです。 本の開きも左右違います。原著は左開き、日本語版は右開きです。 単純に画集を買いたいならばもっと高い凄いのがあります。 背景や代表作を楽しみたいならば、この本が一番コストパフォーマンスに優れていると思います。 非常に大判でしっかりした装丁。 作品もページになるべく大きく掲載されています。 ちなみに私はエッシャーの事を「ゲーデル・エッシャー・バッハ」で初めて知りました。 この本がエッシャーについての2冊目の本でした。 いい出会いだったと思います。 この本は学生の頃に初めておこづかいで購入した「価値ある美術資料」です。 十余年はそろそろ経ちますが、今でも大切に持っています。 エッシャーは私が当時小学生の頃から雑誌のだまし絵特集があれば必ず見かける、一番身近な画家、版画家でした。 この方はカラーの作品も作っていらっしゃいますが大抵有名な作品はモノクロなので、「どうやってあの素晴らしい錯覚の構図を考え出したのだろう!」と興味がある方は持っておいて損はありません。 お値段もこの手の画集(資料集?)に見るウン万のものに比べれば遥かにお得、且つ資料価値もあるのでお勧めです。 延々登り降り続ける階段の塔、循環する滝の建物。仕組みを知りたい方!是非読んでみて下さい エッシャーについて、作品について 良い本だと思います。 ただ、画集ではないです。 文字量も多め。そしてモノクロオンリー。 エッシャーの作品だけを楽しみたい方は 言えることはただ一つ!!!!!タイトルどうりエッシャーの宇宙を感じてください。私は去年の夏に大阪天保山で行われたエッシャー展に行きました。すごいです。遠近法がバシバシ打ち砕かれていきます。平面がバシバシ打ち砕かれていきます。それがエッシャーのだまし絵の宇宙です。読まなくてもいいです。見てください。あなたの平面世界がおかしな虚構性を持ち始めます。 エッシャーの宇宙を楽天で検索 |