雨やどりはすべり台の下で (偕成社文庫) |
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子供のために借りましたが、とても気に入って買うことにしました。こどもたちが次々と話をつないでゆくリズムが心地よく、話の内容もそれぞれの年齢に即していて、個人的な状況が少しずつ見え隠れするところにも切なさや懐かしさを呼び起こされます。時間的にはある夏休みの土砂降りの雨の時間、空間的には滑り台の暗いトンネルの中、でもこどもたちの話が始まると、時間も空間もふわっと広がって…。まるで映画を見ているようでした。 4人横に並んでいっしょに滑れるくらいのコンクリートのすべり台。腹の部分には大人が立って通れるくらいの土管が埋め込まれていてトンネルになっている。スロープの反対側は壁になっていてボールをぶつけて遊べる…。というすてきなすべり台が、ほしくなりました。うちの近くにもあったらなあ…。 そのトンネルの中で雨の日に不思議な体験を語り合うという設定が好きです。閉ざされて、仲間だけの親密な空間。なんか、秘密基地みたいです。 いくつかの語りの中では由紀の話が心に残りました。母親と二人暮らしの彼女の心の揺れが、痛いほど伝わってきました。 一人一人の語りの形で書いてあるので、それぞれのキャラクターに深みを感じないのが物足りないです。 雨森さんのことをもう少し知りたいなあ、その後雨森さんはどうなったのかな、など余韻が残りました。 雨森さんが最初はなんか不思議な人だなって思ったけどだんだんなんかすごくいい人に見えて、魅力のある人に見えました!この本は1人1人登場人物の子供達が体験した不思議な出来事を語っていくのがとてもおもしろい!あっという間に読み終わり、とても感動をうけた本でした。 私も学校の教科書でこの小説を扱ってストーリーが頭から離れず、20歳を過ぎてからふと購入してしまった1人です。著者の方の温かな眼差しと豊かな想像力が存分に味わえる作品です。落ち込むことがある度、この本を読んで元気をもらっています。不覚にも、最後のシーンでは泣かずにはいられません。 学校の教科書にこの本の一部が載っていて、授業で扱われて以来ずーっと心に残っていたんだけど数年後に本書を購入。雨宿りをしながらみんながそれぞれ持っている雨森さんというミステリアスなおじさんに関わる素敵な体験を話し合う。心があたたかくなる理想の子供時代だと思う。 雨やどりはすべり台の下で (偕成社文庫)を楽天で検索 |