見て分かる困り感に寄り添う支援の実際―通常の学級に学ぶLD・ADHD・アスペの子どもへの手立て (学研のヒューマンケアブックス) |
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いままで、発達障害に関するいくつかの本を読んできましたが、内容が親の心構えのことや、一般論の説明の本ばかりで学者の書く本はどうも・・・と辟易していました。 しかしこの本では子供が抱える問題軽減のために極めて具体的な対策に関する提言がされており、いわば現場の職人の知恵が凝縮されたものだと思います。 ぜひ多くの小中学校の先生に読んでもらいたいものだと思います。 通常の学級に6%在籍するといわれるLD・ADHD・アスペルガー症候群などの子どもたちがわかる「授業」は、ひいては「どの子もわかる授業」となる。教室環境、学習の提示の仕方、教師の言葉…すべてにおいて「平易で簡潔な言葉と揺らがない指導方針」に尽きる。こういった本に出会うたび、自分のいたらなさに気づく。ちょっとした手間で子どもが安心して学習に取り組め、どの子も大切にされていると感じることができるのに、忙しさを理由に「できない」と思ってしまう。だが、できないのではなく「しなければ」なんだと思った。ここに書かれていることをすべてすることは、今の自分にはしんどいかもしれない。だができるところから取り組んでいこう。来週から2学期が始まる。教室の掲示から今よりわかりやすく変えていこう。 この本はビジュアル指南というだけあり、ひと目でわかりやすい。私のように特別支援の必要な子どもを受け持っている、キャリアの浅い教師のみなさんはぜひ読んでほしい。真似からでもかまわない、そこからどの子も大切にする学級づくりが始まるのだから。 この本はどの頁を読んでも、わかりやすい本で、図、絵、写真なども併せて説明に用いられている。じっくり読む、というより、気軽に「ながめる」ことのできる本になっていると思う。 読んでいると、子どもの困り感は、すごいものだろうなあと、想像できてくる。 また、これを読んでいるだけで、子どもに毎日寄り添う保護者の方、教員の方の奮闘に感謝したくなる。さらに、具体的にはどのような対応をしてみようか、どんな言葉が保護者に、そして子どもに、伝わりやすいか、・・・その対応についても書かれてあり大いに勉強になる。 このように、困り感を抱えている教育現場で、具体的にどんな場合があるか、さまざまな視点から考えられており、網羅されている。教育にたずさわる人には、是非読んでみてもいいと思う。 どちらかといえば小学校低学年向けに書かれている本。教師が手作りした教材やプリントが写真で掲載されており、クラス全員で取り組みできている例があげられている。 ちょっとした工夫や配慮で子供達が過ごしやすい環境ができるということがわかり、参考になる。 特別支援だけではなく通常のクラス運営にも言えることなのかもしれない。 本のタイトルの「困り感」は出版社が商標登録しているそうで、その点はちょっと意外に思った。 見て分かる困り感に寄り添う支援の実際―通常の学級に学ぶLD・ADHD・アスペの子どもへの手立て (学研のヒューマンケアブックス)を楽天で検索 |