コーチングの技術―上司と部下の人間学 (講談社現代新書) |
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コーチングとはどんなものか、どのような効果があるか、 組織に導入するためには?、実際のコーチングのテクニック、 ・・・などが紹介されています。 本文中に実際の会話の様子も豊富に描かれていて、 コーチングのテクニックが分かりやすく説明されています。 初心者ですが、十分読めて、理解できる本でした。 いろいろ書いてあって、どれから試してみよう!?という本です。 非常にわかりやすく、読みやすい本です。 実例がきちんとあげてあるので、理解もしやすいと思います。 基礎を知らない人には、ティーチング。 基礎を知ってからは、コーチングによって、その人の能力を引き出す。 要となるのは、やはりコミュニケーションです。 実践的に例示がされているため、いつも「頭ごなしにしかりつけ」てばかりいた人も こうすればいいのかと分かりやすい。 組織作り、上下関係なんかで悩みを抱える人には、大いに参考になるのでは? コーチングとは何か、コーチングの具体例、セルフコーチングなど、コーチングについて必要不可欠な要素が書かれている。成功哲学に通じている面もある。上司と部下の関係以外にも使える。 若い技術者君と仕事をしたり、彼らに勉強を教えたりすることがあります。 不足している能力があれば、「○○するといいよ」とか「△△読んでみるといいよ」とアドバイスします。 でも、○○や△△はなかなか実行されない。 実行されないから、なかなか能力が上がらない。 ○○したり、△△を読んだりする能力が全くないかというとそうでもありません。 ぼくの時間の余裕があるときに、じっくりと○○を教えればできるようになるんです。 △△も一緒に説明しながら読めば、理解できるようになるんです。 やる気の問題かというと、そうでもない。 一応は○○に取り組んでみているようです。△△も本を買ったり、コピーしたりしている。 でも自力でできないんですね。 自力で取り組むまでの「基礎」がないんだと思うんです。 だから、アドバイスだけでは進展がなかったんです。 この本にこんなことが書いてありました。 ### 仕事のやり方を知らない人にコーチングはできません。 知らない人には、ティーチング(教えること)が必要です。 まず仕事の仕方を教え、組織のルールを教え、本人が目標を持ったときに初めてコーチングが可能です。 本来マネジメントとは、組織を維持するための「統率する行為」を指します。 そのためには、指示・命令が必要となる場面がたくさんあります。 ですから、コーチングを導入するということは、リーダーが統率をあきらめ、手放すことではありません。 明 確なマネジメントが存在する組織にこそ、コーチングは活かされるのです。 逆に言えば、明確な枠組みの存在しない環境では、コーチングは機能しないのです。(44p) ### 最近は学校でも職場でも、厳しく教える、ということに臆病になっているように思います。 生徒や若い人の自主性を過大に認めようとするために、教えることが軽んじられている。 でもそれって、生徒や若い人たちの自主性を返って阻害しているんじゃないか。 誰かからもらうアドバイス、ちょっと見つけたヒントを活かすことができない。 そういう人間になってしまったとしたら、自主性どころじゃありません。 指示待ち人間はこうして作られたんじゃないかって、ぼくは思うのです。 先ずは教えること。 その後に、自主性を尊重していく。 それが順番なんじゃないかと思います。 コーチングのスキルを紹介する本は、世に溢れていますが。 この本で提示されていることは、著者が実践していることだと思います。様々な参考文献からの引用も、単なる継ぎはぎではなく、著者が完全に消化してものにしている感がします。 コーチングの企業における現状認識も、的確でフェアです。 以前から、「聴き方」「親子のコミュニケーション」等に造詣が深い著者ですが、コーチングをも取り込める、奥行きのあるバックボーンを感じます。 流行のように感じさせる、コーチング本の山の中で、本物と言える1冊です。 コーチングの技術―上司と部下の人間学 (講談社現代新書)を楽天で検索 |