チベットの生と死の書

チベットの生と死の書

売れ筋ランキングチベットの生と死の書  
チベットの生と死の書

チベットの生と死の書


価格:¥ 2,730(税込)
講談社  (1995-10)
/ソギャル リンポチェ/
単行本(ソフトカバー) 629ページ
売れ筋ランキング:56054
チベット密教の瞑想法
心の治癒力―チベット仏教の叡智
ゾクチェンの教え―チベットが伝承した覚醒の道
原典訳 チベットの死者の書 (ちくま学芸文庫)
チベッタン・ヒーリング―古代ボン教・五大元素の教え

 600ページを超える大著だが、著者の語り口が親しみやすく、一気に読んでしまった。
 宗教には、「智慧」と「慈悲」の側面があるといわれるが、この本は特に慈悲の重要さという我々の忘れがちなものを繰り返し強調している。
 教条的な押し付けがましい論調ではなく、他者と自己に本質的な違いはないのだということ、愛するものを失う悲しみを癒す方法があるということを、読者に共感的に納得させてくれる。
 
 「トンレン」という、苦しみを持った他者を対象に行われるチベットの伝統的な瞑想法が、誰にでも行うことができるものとして詳述されている。
 これなどは、特定の宗教思想と切り離してみても、人間の本来的な精神状態にとてもかなった行為だと感じた。

 文化や歴史的な枠組みを超えた、普遍的精神の回復の智慧が、チベット仏教においてしっかりと培われており、それはどんな立場、思想の人間に対しても適用できるものであると感じさせられた。
 宗教的な思想を受け入れるか否かに関わらず、一般的な読者に対しても深い感動を与えてくれる一冊だ。
 この本はソギャルさんが、不特定多数の人たちが、より良く生きて死んで再生できることを、心底願って書かれたものだと思います。
 そして、この本は、自分でも自覚することが難しい本当の自分の心を、いつも穏やかな状態に保っているための、訓練に導いてくれるものだと思います。
 私は、上手に説明できないので、「心を穏やかな」という表現をしましたが、それは、小さな子供たちが、みんな持っている心の状態を意味しています。
 yatsugatakeさんの言われる本質とは、このことだと思います。
心の奥底に後ろめたいものが、あまり溜まっていない状態で穏やかでいられたら、本当の幸せを自ら避けるようなことはなく、その中に入っていけるのだと思います。
 早速、短い真言を、暇さえあれば唱えています。そのおかげで、すこし穏やかになった心が、自分のいたらない所を、拒絶することなく見つめさせてくれます。
 いま、仏教の知恵のすばらしさに感動しています。




なぜ生まれ、なぜ死ぬのか.なぜ生きて行くのか、なぜ苦しむのか。
なぜ悩みは、悲しみは、孤独は、果てしなく訪れるのか…
そんな私たちに、著者は宗教を超えて、穏やかに語りかけてくれる。
あなたも聞いてみませんか?
生かされている意味、死のむこうにある世界、魂の連鎖を。


誰が読んでも理解しやすくわかりやすいです。
もうちょっと写真や絵などえを多く取り入れていればもっとよかったかと思われます。
 著者のソギャルリンポチェは、「リトルブッダ」という映画にチベットの星占いの教師というチョイ役で出演しています。(演技は、お世辞にも上手いとはいえません)
 チベット仏教の「教え」を、欧米や日本向けにアレンジしたのが本書です。チベット仏教の本質は、仏教の本質であり宗教の本質でもあります。(本書を数回読んで、少し実践することによって気づきました)
 アレンジしたとは言っても、チベット文化やチベット仏教の伝統が色濃く残っているので、日本人の私には違和感はあるのですが・・・
 「文化」や「伝統」を差し引いて読んで、少しずつ実践をしていくと様々なことを気付かされていきます。気づいた内容は、誰にとっても大切なことですが、ここで書くことは差し障りがあったらいけないのであまり書きません。
 本書は、神秘的なものを求めるのではなく、本当の現実を知ることを目的に繰り返し読んで、少しでもいいから実践することによって、真価を発揮します。
 私は、今まで、「本当のこと」を知りたくて、仏教関係等を読んできましたが、読めば読むほどナゾが増えるばかりでした。本書と出会うことによって、全てのつじつまを合わせることが出来ました。
 今まで、私は仏教を勝手に解釈して、勘違いして、思い込んでいました。私のような思い込みは、仏教を学ばれている方や修行されている方の中にも、とても多いと思います。
 これから読まれる方は、今までの知識を忘れて、白紙の状態で読まれることを願います。
 ソギャル・リンポチェに感謝しつつ・・・
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