齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生

齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生

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齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生

齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生


価格:¥ 1,050(税込)
講談社  (2005-07-14)
/森 鴎外/ 町田 康/ 村上 春樹/
単行本(ソフトカバー) 256ページ
売れ筋ランキング:108790
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本当に本好きの子は、この本は必要ないかなと思います。
でも、読書感想文の課題図書を読みこなすことができないような活字アレルギーの子も あまり構えずに読み始められました。
山田詠美さんの小説は、少女漫画をそのまま文章に変えたような感じですが
それなりに想像力も必要だし、共感する喜びも感じられたようです。
中には、好みに合わないものもありましたが、全部読まなくたって、これをきっかけとして「好きなジャンル」に目覚めていったらいいんじゃないでしょうか。
小六の子供にとって、村上春樹や山田詠美の文章がどんな意味を持つのか、正直言って良く分からない。宮本輝が「文学は大人のもの」と言っているが、確かに大人向けの作家というのはいると思う。それを子供が読んではいけない、とは思わない。しかし、それは自分で見つけるものではないだろうか。子供ながらに、これは自分のような子供向けの本ではない、と感じながら、それゆえ緊張感を持って読むような体験が、文学への入り口ではないだろうか。
「イッキ」に読める、というのは便利なことかもしれない。が、文学と便利さにどんな関係があるだろう。この本を子供に与えれば、読む「力」や文学を味わう「力」は、安全に身につけさせることはできるだろう。子供が誤って『ベッドタイム・アイズ』などを手に取る心配もない。だがそれは、子供に「本物の味」を学ばせるために、松阪牛使用のお子様ランチを作るようなものだと思う。繰り返すが、ここに収められた作品の価値に(玉石混交だが)何ら意義を唱えたいのではない。
このシリーズの第6弾。
一つ一つの話が短く、色んな作品に出会えるのが嬉しい。
一見つまらなそうに見えるタイトルの作品も、読み始めれば思わず引き込まれて「いっきに」読み終えてしまう。
いろんな作者、いろんな作品に出会えて、大人も子どもも楽しめる一冊。

(齋藤さん、次の中学生のシリーズでも、どんな作品が載るのか非常に楽しみにしています。また、物語ばかりでなく、評論文を扱ったシリーズも、これとは別に作っていただけませんでしょうか?)


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