おやつの記憶をたどりにいく

おやつの記憶をたどりにいく

売れ筋ランキングおやつの記憶をたどりにいく  
おやつの記憶をたどりにいく

おやつの記憶をたどりにいく


価格:¥ 1,470(税込)
講談社  (2006-02)
/堀井 和子/
単行本 184ページ
売れ筋ランキング:211341
もの好きの食器棚と愉快な時間
おしゃべりなごちそう
北東北のシンプルをあつめにいく
朝ごはんの空気を見つけにいく
こんなふうに食べるのが好き―10人のこだわり10人のおいしい

堀井和子さん大好き!
何冊も持っている彼女の著書。どれもこれもなんていうか、素朴でシンプル。だけどおしゃれで可憐。お料理を作ってもお花を生けても全部を堀井ワールドに。

おやつをテーマにそんな堀井ワールドのルーツものぞける気分になる一冊。

彼女が手にするとただの茶饅頭がどうしてこんなにいとおしくみえるのか?福砂屋のカステラに泉屋のクッキーどれもこれも素朴なものなのにたまらない…。

あ〜お腹すいた。お家にかえろうっと

 堀井さんファンなら、誰もが「やっぱりいいなあ」とじんわり思ってしまう一冊。本の装丁も、思わず手に取って眺めてみたくなるような写真も素敵です。
 私は特にこだわって料理したりお菓子を作ったりすることはなく、パンも焼いたことがない食いしん坊ですが、堀井さんの食べ物に懸ける情熱(?)がしっかりと伝わってきます。ホームステイした時に出された料理やデザートの記憶とか、外国で食べ歩いたチーズケーキの記録ノートとか。クレープとかホットケーキなどの粉ものは、弾力のある方がいいとか生地に“陽気なコシ”を求めるとか。
 「やっぱり好きだなあ」と思ったのは、クレープの写真。はしっこの方がちょっと破けているところや、気泡でぶつぶつになっているところ、黒いフライパンに載せられた、焼きたてきつね色のクレープ。ニコニコしているようなお菓子、とは堀井さんの表現ですが、思わず顔がほころんでしまう内容になっています。もなかの皮のデザインにひかれる部分には、日々をゆっくり丁寧に過ごすだけでなく、何にでも興味惹かれる子どものような目線がうかがえます。
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