野蛮人のテーブルマナー

野蛮人のテーブルマナー

売れ筋ランク野蛮人のテーブルマナー  
野蛮人のテーブルマナー

野蛮人のテーブルマナー


価格:¥ 1,050(税込)
講談社  (2007-12-07)
/佐藤 優/
単行本 205ページ
売れ筋ランク:44570
インテリジェンス人間論
国家の謀略
国家論―日本社会をどう強化するか (NHKブックス 1100)
私のマルクス
国家と人生―寛容と多元主義が世界を変える

佐藤氏の作品は何冊か読んでいるが、この作品はもともと雑誌に掲載されていたためか、非常に読みやすい。読みやすいが、中身はなかなか濃く、間違いなく買って損はない。

いかにして相手とのコミュニケーションを発展させるか
贈答品は何がいいか
どのように記憶力を上げるか

等々、実社会で役に立つヒント・知恵が沢山紹介されている。もともと外交の世界で、しかもクレムリンの奥深くまで人脈を築いた著者の知恵を読者に紹介してくれる、非常にありがたい作品である。
KINGの紙上の連載や対談をまとめた本です。
ちなみに、半分以上対談です。

佐藤さんの本を全く読んだことが無い方なら
連載内容は、ネットに無料公開されている「地球を斬る」を読んでみて
興味を持ったなら楽しめるでしょう。
もう少し、くだけた内容です。

対談は、KINGホームページのこぼれ話から無料で公開されている
河合さんとの対談がほぼそのまま載ってるので下読みしてあえば楽しめるでしょう。

それ以外にも、グットシェパードについての河合さんとの対談と
鈴木宗雄さんとAV業界の人との対談が入っています。

佐藤さんの本の系統で言うなら「国家の謀略」に近い感じの本で
肩の力を抜いて楽しめる感じの本です。

連載をまとめもらうだけでも嬉しいのですが・・・・・・・・・・・。
ものすごく勝手な言い分ですが、まとめてほしい連載は他にもあり
まとめる連載分が足りないなら対談を入れずに、もう少し溜まってからて出して欲しかった。
雑誌の連載を集めて出版したので仕様が無いのかもしれないが、話題が浅く散逸しがちで、この著者のほかの著作を読んでからであるとどうしても物足りない印象がしてしまう(個人的には「自壊する帝国」が秀逸)。
一般論よりも、様々な人物との付き合いを深く掘り下げて描き出すほうがこの著者には向いているような気がする。あと用心深いからか、人の話を引き出すのが元々の職分だからか分からないが、あまり対談には向いていないような気がする。

雑誌KINGに連載された文章と対談等をまとめた一冊。鈴木宗男さんとの対談も含まれている。
相変わらず佐藤さんの博学博識が冴える。また今回は下ネタも入り読みやすい。公務員としてしての守秘義務を守りながらここまで書かれると言う事は、裏を返せば、さらに凄いドロドロした世界が外交上にはあるのだろう。
今回はかなり軽いノリなので、がん細胞化した官僚組織(永遠に増え続ける)の改革にはAV(アダルトビデ)業界のシステム導入が良いとか。
また外交上での付き合い方は一般ビジネス界でももちろん通用することを事例を挙げて説明しているが、基本的には全て人間関係で世の中が動いていることでもある。
いずれにしても世界の動きを多様な価値観を内蔵する佐藤さんのような専門家が増える事で日本の国益に繋がるのは間違いない。逆に言うと、いかにテレビやネットの2択あるいは一刀両断的な世界の見方の危うさを佐藤さんの出現により多くの人が認識しただろう。
本書では、佐藤さんの一人称もしくは、鈴木宗男衆議院議員や国際ジャーナリストの
河合洋一郎氏らとの対談形式で、様々なトピックをインテリジェンスという切り口で
料理し、時にはインテリジェンスのビジネスへの応用方法も紹介されています。

これまでの氏の著書に比べて読みやすく、かつその切り口や分析はいつもどおり、
切れ味するどく知的好奇心が大きくくすぐられます。

河合氏曰く、外交界のイチローである佐藤さんの著書を読んだことが無い人にはとっ
かかりとしてお勧めです。

蛇足ですが、個人的には佐藤さんが村上春樹や高橋留美子(マンガ家)の作品に触れ
外務省のゾンビぶりをマンガ「人魚の森」の人魚になぞらえていた点や、別の著書で
二・二・六事件に触れ宮部みゆきの「蒲生邸事件」を引用されていたこともあり一般
の小説やマンガも良く読まれている(だろう)ことに驚きつつ、親近感を持ちました。


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