上司のモヤモヤ |
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ジャック・ウェルチの「私ならこうする!」が直球・王道の悩み相談だとすれば、本書はまるで落語家の問答。クスッと笑わせて、でも実は突飛な答えではなく日本のカイシャにお勤めの皆さんなら「ふむ、なるほど…」と得心するのではないか。 一例。問「どうやっても予算達成は無理。それでも「やれ」というべきでしょうか」答「そうです。無理を承知で「為せば成る」と叫ぶのがリーダーの仕事です。(中略)長嶋さんを見てごらんなさい。メークドラマと叫び続け、実現させたじゃないですか。「やれる、俺についてこい」と絶叫し続けてください。バカにされますが、愛されます。」 ね、面白そうな本でしょう。 過去に上司をやったことのある人、現在自分が上司である人にとっては一読の価値があります。 会社帰りの居酒屋で交わされるサラリーマンの話題のようにも思えますが、アルコールがもたらす妙な力みや偏りがありませんので、冷静にかつ気楽に読めます。 上司としての自分の位置づけが会社ピラミッドのどの辺なのかにもよりますが、特に企画系の組織では、1人の上司に数人、数十人の社員を抱える文鎮のような組織があります。このような今風の組織では、上司が単なる文鎮のつまみ程度の、簡単に取替え可能な軽い存在だったりすることもあります。そんな状況の中で、部下の相談にまじめに取り組んだ方がいいのやら、受け流した方がいいのやら、ちょっとした道しるべになる本です。 これから上司になる方は、上司としての心得本を読む前に、まずこの本を読んだほうがいいです。 上司のモヤモヤを楽天で検索 |