真皓き残響琵琶島姫―炎の蜃気楼邂逅編 (コバルト文庫 く 5-85) |
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4年半振りの上杉夜叉衆邂逅編、また手にすることが出来 とても嬉しかった。 しかも今回は五人揃って大活躍です・・・本当にワクワクしました。 そして五人それぞれの個性豊かな性格も、再認識いたしました。 さすがですねぇ、桑原先生。 どんどんページを捲りたくなる進行も、夜叉衆の活躍も生き生きしている。 本編が続いていた頃からこの邂逅編は、大好きだったので、それはもう大満足での読了でした。 しかし今回、ラストで取り逃がしてしまったものが一つ。 知らないうちに姿を消した怪しい者も約一名。 仲間になりたいと申し出たが、そこに仇を見つけ 討つと心に誓うものも・・・。 困った事に、以上のようなたくさんの「おあずけ!」を、与えられてしまいました。 期待しつつお待ちします。が、出来る事なら、もうちょっと早めに再会したい・・・。 炎の蜃気楼邂逅編は位置づけとしては本編の番外編なのですが、上杉夜叉衆の長い旅路のスタートということで、 これは並列する本編のような感じでいつも読んでいます。 さて、はじめて本格的に上杉夜叉衆5人がそろい事件を解決していくこの巻。 なんだか懐かしいなぁ…と感慨にふけってしまいました。 舞台は戦国。容姿も話し方もまったく違うのに。 本編の初期に夜叉衆たちが一丸となって闘っていた頃の高揚感を思い出しました。 どんなに姿形が変わろうと5人の根本にあるところは変わってないんですよね。 情に厚く、酒好きな晴家。皮肉屋で自信たっぷりの長秀。本編ではあまり関わらなかったけれど、謙信公に忠実な勝長。そしてやっぱり直江は直江で、景虎は景虎です! 本編のラストスパートにかけて、夜叉衆はそれぞれのあり方で、バラバラになっていったけれど、それがわたしはすごく寂しかったんですよね…。そもそも勝長を含めて5人でひとつの事件を解決したのは初めてじゃないでしょうか(記憶違いだったらごめんなさい)。 だから、夜叉衆全員集合したのが、ドキドキして嬉しかった。 心から許しあっていないけれど、どこかで信頼感があるような微妙な距離。 緊張感がありながら、でもどこかほのぼのとした雰囲気がある。 本編の炎の蜃気楼がスタートしたばかりの頃を彷彿させてくれたこの巻は懐かしくもあり、久しぶりにバトルで胸が躍りました。 ワケアリ化粧師の正体はもしかして…なんて想像しながら、今後の夜叉衆の闘いっぷりに期待したいです! ものすごく久しぶりの邂逅編です!前回のすぐ続きから始まるので、うる覚えという方は一度既刊を読み返してから読むことをオススメします。夜叉の皆さん一人一人が、短いながらも個性豊かに書かれていてたりイベントごとが用意されていたりと、登場人物をお好きな方は大変楽しめるかと。ストーリーの点からすると、一冊で完結する長さでもあるのでちょっとあっさりし過ぎてるかな?と感じるところもありますが、久しぶりなのでこの位がいいんじゃないかと思います。また、今後への期待も膨らむお話でしたよ。ほたか先生の挿絵も、シリアスとコメディどちらにも違和感無くなじんでいて本当に素晴らしいです。買って損は無いかと思います、少なくとも私は。 真皓き残響琵琶島姫―炎の蜃気楼邂逅編 (コバルト文庫 く 5-85)を楽天で検索 |