わたしは今がいちばん幸せだよ―エルマおばあさんケア日記 |
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終末医療や介護という点でもとても参考になった本ですが、エルマおばあさんのように、自分が望む死期をあらかじめ自分で決めて、それに近いかたちで亡くなったという話に、最初は「こんなことがあるのか」という驚きと共に、私自身もそういう最期を自分で決められたら本望だと思い、ある意味で感動をもって読ませて頂きました。その他にも、著者とエルマおばあさんとの心の触れ合いもとても印象的で、この本は多くのことを読者に語りかけてくれるものであるように感じました。 日本人が、米国の家庭でゆっくり人生最後の時を過ごす老人のそばに立ち会った記録である。 ゆっくり確実に進行する疾患に侵され、不安と受容の中で揺れ動く「エルマ」さんの振る舞いが率直に記録されている。所々に、緩和ケアに関する解説や情報が示されているが、全体のストーリーと整合性が図られていて理解しやすい。 この「エルマ」さんと同じ時を過ごし、それを支えている人たちの姿勢はやさしくあたたかい。時に、いらだったりもするが結局お互い理解し合える。ゆったりとした時間が流れている。 こんなに、ゆっくり、ゆったり、別れが伝えられたらよいだろう。一時的な緊張も取り返すことができるし、不安もいやされる。そんな気持ちになれる。文章は平易。高校生の子供も読みやすかったらしく、心動かされ満足していた。 よりよく死ぬということはどういうことでしょう。 私はこの本を読んで、死ぬということへの考え方が変わったように思います。 日本では死について率直に語ることはまだまだタブーのように見られています。 死は別れではなく旅立ち。エルマおばあさんは最後の瞬間までエルマおばあさんでした。 愛する人を亡くしたとき人が泣くのは自分のためなのだそうです。 読み終わるまでにたくさん泣きましたが悲しい涙ではなく、あったかい涙でした。 わたしは今がいちばん幸せだよ―エルマおばあさんケア日記を楽天で検索 |