少女はなぜ逃げなかったか―続出する特異事件の心理学 (小学館文庫) |
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この本に興味があられる方は、今一度「この事件のどういったところに興味があるのか」というところを判断されてから、購入された方がよいと思います。人間どうしても猟奇的な事件には、ゴシップ的な興味があると思います。実際私もそうでした。 でも、この本の内容は社会学・異常心理学的(犯人および限界状態での被害者の心理)な方向性が強いと思われます。私が述べるまでも無く、本書副題の通りなんですけど(笑)。 ですので、この事件を客体として、そこから発生する社会の反応、それが及ぼす被害者への影響、またこういった事件にいたるにあたった犯罪者の心理の成り立ち、変化。そういった事の情報が欲しい方には良いのかもしれません。曖昧な表現で申し訳ありません。 新潟少女誘拐監禁事件や、その他、世間を驚愕させるような特異事件について、当時は新聞で報道されなかった事柄、また、被害者と被害者の家族の心理、犯罪者とその家族の心理等をより深く知りたいという思いから、この書を手に取った。 しかし、取材をされていたとは言え、当時報道されていた以上に深い、一般の者には知り得なかった事柄に関する記述は殆ど無かった。心理学者である一般人が、当時発表されたものを見てつづった心理学的な感想といった印象だ。より力を入れて書かれていたのは、心理学者が読者をさとそうとする数々の言葉。読んでいると、まるで牧師の話でも聞いているかのような錯覚に陥った。途中で読むのをやめようかとも思ったが、なんとか最後まで読んだ。 少女はなぜ逃げなかったか―続出する特異事件の心理学 (小学館文庫)を楽天で検索 |