帝都東京・隠された地下網の秘密〈2〉地下の誕生から「1‐8計画」まで (新潮文庫) |
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一冊目は著者の妄想が笑えるトンデモ本として楽しんだ。 しかし〜(2)が出るとなると、出版社の良識を疑う。平積み山積みしている書店の良識も疑う。 売れれば捏造妄想なんでもアリですか?良書を提供する書店の社会的意義は? まあAmazonで売っているのはこんな「レビューが公開される」という条件でスレスレOK ネタとして楽しめる大人だけが買いましょう。地図と付き合わせると面白いです。 情報が未整理の上、推測に推測を重ねて憶測でこね固めた内容を、大いに乱れた文章で書きなぐった第一作より、かなりマトモになっている。今度は編集の人がきちんと手を入れたのだろうか。 しかし、それでも基本的なスタンスは変わっていない。文章が読みやすくなったおかげで楽しめる部分もあったが、資料誤読の激しさは相変わらずだ。 資料である古い地図の註「実際使用する際は〜」について、「実際使用とは、いったい何を実際使用するのか。まさか存在しなかったようなものが…」っておいおい、頭大丈夫か(笑)。どう読んでも地図を「実際使用する」としか読めんだろが------てな所が今回も結構あり、せっかく楽しめる所があっても一気にシラけてしまう。なんというか陰謀バイアスかかりすぎ。あと国の人に対する妄想も激しすぎ。この人、きっと政府や省庁の人に会ったことないんだろな(笑) 少しだけリアリティのあるトンデモ本としてなら星三つ。マジメに読んでいると「自称ジャーナリスト」のいい加減さにハラが立ってきます。 この本がよく読まれている理由は、おそらく、自称ジャーナリストの「嘘」を自らの知識で暴いていく醍醐味なのではないかと。その意味でこの本は、図らずも日本人の民度の向上に貢献している良書かも。 帝都東京・隠された地下網の秘密〈2〉地下の誕生から「1‐8計画」まで (新潮文庫)を楽天で検索 |