少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家 (新潮文庫) |
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イギリスの住宅は小さいのだという。労働階級者や一般庶民の住むタウンハウスは、15坪! その驚きから著者は歳月をかけて、イギリスの小さな家を訪ね、さらに豊かな住まいの秘密に迫っていく。 読んでいて、知らなかったことが多く、なぜイギリス人が広さにこだわらないのかが、最終章で謎解きのようにわかり、「離れ庭」のくだりでは、涙がこぼれた。 そんな本です。イギリスの家を語りつつ、読み手に「幸せに暮らす尊さ」をしっかりと手渡してくれる。 抑制の効いた文体、淡々とした語り口調、それが著者の主張を明確にして、この手の本にありがちな説教くささがない。自分の足で歩き、歳月をかけてみてきた強みだろう。 「小さな家」というテーマは、まさに子どもの数も減り、一人暮らし世帯も増えた日本人にとって、タイムリー! リビングはとにかくモノをおかず、シンプルに、整頓させて広く使おう。 それが狭い家を広く見せるコツだと長年信じてきた。 しかし、家に愛着があるか、と問われると答えに詰まる。 この本を読みながら、部屋を見渡せば、家具はすべて壁に張り付き、ソファは整頓して向き合っている。 スッキリ、広く見せるインテリアは、無個性。会議室のようだという井形さんの表現に合点がいった。 この先、ずっとこの家に住むのだ。帰りたくなる家に大改造してみよう。 たくさんの実例もありながら、家の愛情の持ち方も学べた本だった。 数年前買い損ねた、気になっていた井形慶子の文庫版。一見、貧乏くさく思える狭い家に疲れ果て、郊外のお仕着せ2LDKに引っ越した私って、いったい何を基準に住まいを選んでいたんだろうと深く考えてしまった。帯の、家具をバラバラに置くとか、デッドスペースは収納に使ってはいけないなど、いや、これ以上のたくさんの小さな家を住みこなす実例が紹介されてあった。もともと私も主人もこぢんまりした一軒家嗜好だったので、何だかただ広さを求め転々としてきた自分達と、イギリス人の価値観の違いに、これではいかんと大いに議論。中盤あたりから家のことを書いているのに、生き方そのものを問いかけられているようで、のめり込んでいく。ラストシーンの俯瞰で描かれた東京の風景に鳥肌が立つ。5年間かけた取材の末書き下ろされた本書は、ノンフィクションとしても一級の作品。一読する価値大いにあり。 この本に出会ってよかった。今の日本の社会情勢に大切な事を思い出される一つのバイブルとなる大切な私の教科書になりました。宝物としてとっておきます。 地型の難しい15坪の土地に何とか思い通りの家を建てようと悪戦苦闘していた時、目に飛び込んだ本。読んでみると、小さな家の心地よさ、管理の簡単さがイギリス人のシンプルライフと共に具体的に書かれてあった。これだよ、これ。工務店さん、妻にも読ませ、言いたかったことがスッキリした。写真も面白く、これから家を建てる人には必ず読んでほしい! 少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家 (新潮文庫)を楽天で検索 |