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1800万円のガレージを建てたなんて(他人に対してではなく自分に対して)恥ずかしいという、この一行こそこの本の肝でしょう。1988年の長岡鉄男さんの「ホームシアターを作る」と併読されることをお奨め致します。この2冊とも、夢は実現させるためにあるということを実感させます。 2003年6月リリース。 趣味多彩な人ほどスペースを必要とする。森氏の場合は面積だけでなく飛行機の手前、体積も必須である。その森氏がおそらくは同じ大学(ばればれですね(●^o^●))の阿竹氏のアシストの元待望のガレージを創る様子を本にしたものである。施工は森工務店(どうやら森氏の実家(●^o^●))で儲け無し。羨ましいシーチュエーションである。 同じく待望の建築物を綴った好著にアカセガワゲンペイの『我輩は施主である』があるが、こちらは何と言っても『プロ』である。(●^o^●)でも施主としてのわくわくする様はとても似ている。まあ、そういうものだろう。出来上がった建物に読む者もうっとり、アーロン・チェアが好く似合う。垂涎の的と言う言葉がピッタリ、な本である。 森博嗣は趣味が良い。ちょっとぐらい悪趣味が混ざっていた方が小説家としては続く。けれど、彼はビジネスで小説を書くと割り切っていて、そのお金を自分の趣味に使うと決めて書いていた。だから、この本を読んだとき、ようやく一つの区切りがついたのだと知って、良かったと思った。 その趣味のよさが良く出ているのは、やはりその日記であり、そしてこうした「趣味」の本である。その意味で、ぜひとも読んでほしい。中島義道にも通じる、自分の世界を守るアクションがこの本には息づいている。 この本はいわゆる『森ミステリィ』ではない。 ―個人としての森博嗣氏が1つの新しい建物を製作、創造する過程を事細かに綴った『森記録集』である。 内容として>施工主:森氏と、建築家:阿竹氏の間の電子メールの上の会話記録/製作過程における各々の時点での思考や意見を綴った記録/ガレージ製作部レポートと銘打った写真付の行動、製作等の過程記録/等がメインとなって収録されている。 ドキュメントとしてはかなり面白く、それぞれの分野のプロフェッショナルな意見の応酬はとても興味深く読むことが出来る。 この本はいわゆる『森ミステリィ』ではない。 ―個人としての森博嗣氏が1つの新しい建物を製作、創造する過程を事細かに綴った『森記録集』である。 内容として>施工主:森氏と、建築家:阿竹氏の間の電子メールの上の会話記録/製作過程における各々の時点での思考や意見を綴った記録/ガレージ製作部レポートと銘打った写真付の行動、製作等の過程記録/等がメインとなって収録されている。 ドキュメントとしてはかなり面白く、それぞれの分野のプロフェッショナルな意見の応酬はとても興味深く読むことが出来る。 アンチ・ハウスを楽天で検索 |