国家の対外行動 (シリーズ国際関係論 4) |
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本書は、米国における対外関係理論(リアリズム、リベラル、構成主義)や近年における研究の特徴を、国家行動に則してまとめたものである。 米国中心のレビューであるのは否め無いが、主要理論に関した研究の最新動向を知る上で本書は極めて有益なものといえよう。特に、著者自身が構成主義に基づく論文を幾つか書いているからかも知れないが、その説明や評価・批判を興味深く読む事ができた。しかし、全体として研究史のレビューが中心であるため内容は抽象的な箇所が多く、また記述的であるので理解がしづらい、あるいは少々退屈であるのかも知れない。猪口孝は幅広い読者層を対象としていると言っているが、どちらかといえばこの書籍は院生や研究者を対象とした内容といえるだろう。 同書は対外関係に関した理論をまとめた日本語で読める数少ない書籍の1つである。本書の価値はそれまでだと言ってしまえばそれだけだが、しかしこういった書籍があるからこそ私は研究というものが進むと思っている。そのため「入門書として」同書を評価し、その評価を5つとした。 国家の対外行動 (シリーズ国際関係論 4)を楽天で検索 |