NHKスペシャル 気候大異変―地球シミュレータの警告 (NHKスペシャル) |
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「この本では、二酸化炭素濃度の数値予測に基づいて100年後の地球を、「地球シミュレータ」という世界最速クラスのシミュレータで予測した結果が画像として掲載されています。 日本についてもシミュレーションは行われ、夏が8か月になる、米の収穫量が減る、大豪雨に襲われる、など、この本を読むと、「温暖化は本当か?」などとは言ってられません。「本当だとわかったときには、すでに手遅れでどうにもならない」ということをリアルに実感させられ、私と友人は「もし100年後の地球がこうなっているなら、今から子供なんて作るべきじゃないよね」という会話を交わしました。(本当は「今日から何ができる」を考えないといけないと思うのですが…) コンピュータ・シミュレーションの不確実性が温暖化議論の焦点となっているようですが、それについて研究者がどこまで不確実でどこまで確実かという明確な見解を述べています。 写真と図版がたくさん入った、薄くてわかりやすい1冊です。」 北極の氷が融け、熱帯病が流行り、国が水没する…… そんな世界各地の温暖化の様子は繰り返しテレビで放映されている。 しかし、番組制作者の大半は実際に現地を取材しているわけではない。 この「気候大異変」の著者は、2003年のパリの熱波にはじまり、 約2年の間、温暖化が原因と考えられる異常気象が起こった現場に乗り込む取材を繰り返す。 モンゴル、台湾、バングラディシュ、ブラジル、アラスカ…… 異常気象によって被害状況は異なるが、 その被害に逢った人々の無惨な様子と回復への無力感が、 取材者の視線を通してまざまざと伝わってくる。 また、一般に温暖化対策では「京都議定書」ばかりが焦点となっているが、 もっとシビアな問題として、発展途上国においては異常気象による災害が予測できても、 その対策を行う財力がないため、 その国の災害対策委員が「ある一定数の命は諦めなければならない」 と苦渋の表情で語る厳しい現実にも衝撃を受けた。 私は同名のNHKの番組があったことは知らなかったが、 取材者のレポートに加えて、 研究者による「コンピュータ・シミュレーションの確実性と不確実性」など 温暖化研究の最先端がわかる寄稿もあり、本単体として十分読まされる一冊であった。 いま話題のゴアの本が比較的高価なのに対し、 同様に現在の温暖化問題がこれ1冊でわかるようになっていながら、 カラー写真満載で半分以下の値段なのはリーズナブルだ。 NHKスペシャルで放送された内容を本にしたもの。 それだけですが、番組の内容の詳細を思い出したい人、見てなかくて気になる人におすすめ。 NHKスペシャル 気候大異変―地球シミュレータの警告 (NHKスペシャル)を楽天で検索 |