大魔王の逆襲 (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー) |
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ランドオーバー第4弾。 最初、大魔王って妖魔の首領のことかと思ってました。 勝手にそう思い込んで読み始めたせいか、ニューキャラのゴースの印象が薄くて。 書棚に入ってるタイトル見て「大魔王の逆襲」って見ても毎回どんな話だったか思い出せず、この邦題のせいもあって印象の薄い本になっちゃってました。 でも、読み返してみると内容はやっぱりおもしろいですよ。 ニューキャラのゴースとホリスキューとビガー、水晶の大騒ぎ、ウィロウの出産と来て、やっぱり極めつけのエピソードは、唐草模様の箱の中に魔女とストラボとベンが閉じ込められて− ですかね。 やっぱりタイトルは唐草模様の箱が頭に浮かぶような方がいいです。 原題の「The Tangle Box(もつれ箱)」の方が断然いい。 邦題も「ゴースの魔法の箱」とかの方がよかったです。 元・弁護士ベンの活躍も第四弾。 すっかりランドオーヴァーにでの生活にも慣れてきたようですが、物語も序盤からまたまた波乱含みです。今まで登場してきたキャラが、またよく絡んで動き回るので、かなりめまぐるしい展開に。 そしてなんといっても、魔法で一緒に囚われの身となったベン、ナイトシェイド、ストラボの記憶を奪われた奇妙な共同生活の一節は、今後の物語の新しい展開を感じさせる素敵な場面。ベンとナイトシェイドが、まさか…そんな…このエピソードだけで1冊書けそうです。 ベンたちの脱出、ウィロウの出産、欲望で惑わす水晶、カレンドボーの裏切り、新たな悪意の襲撃と盛りだくさんですが、広げてしまった大風呂敷を収集させるために、ラストはやや駆け足になってしまたような無理矢理感もなきにしもあらず。 今回の物語の狂言廻しであるニュー・キャラクター、追放されたダメ魔法使いホリス・キューと、しゃべるムク鳥ビガーの凸凹コンビは、そのコスい悪だくみっぷりにイライラさせられると共に、このとっちらかった物語の決着をつけようとよく動きます。ラストの描写ではニヤリとさせるとともに、ほっと暖かい気持ちにさせてくれます。でもビガーの最期は確か…(^^; 大魔王の逆襲 (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー)を楽天で検索 |