怠けてなんかない! ディスレクシア~読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち

怠けてなんかない! ディスレクシア~読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち

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怠けてなんかない! ディスレクシア~読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち

怠けてなんかない! ディスレクシア~読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち


価格:¥ 1,365(税込)
岩崎書店  (2003-10)
/品川 裕香/
単行本 255ページ
売れ筋ランキング:41189
LD(学習障害)とディスレクシア(読み書き障害)-子供たちの「学び」と「個性」- (講談社+α新書)
ディスレクシアなんか怖くない!―家庭でできる読み書きLD解決法
心からのごめんなさいへ―人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦
輝きMAX!すべての子どもが伸びる特別支援教育―LD・ADHD・アスペルガー症候群から、いじめ・不登校・非行まで
LD児の漢字学習とその支援―一人ひとりの力をのばす書字教材

 子どもが何かしらできないと、怠けている、努力が足りない、集中力が無い、などと決め付けられることがしばしばある。また、親の育て方が悪いと言われることもある。教師の対応が悪いといったりする。
 子どもに知的障害があるわけでもなく、ふだんの生活はまともだが、読み書きだけできないのだ。なまじ他のことが人並みにできるために、不真面目だとか、怠けているとか子どもが責められることになってしまう。家族が悪いことにされてしまう。教師が悪いということにされる。
 この本で、間違いなく努力をしてもそれが報われないという事例が分かる。人並み以上の努力をしても、簡単な漢字やひらがなさえかけないなどの事例が分かる。
 頭ごなしに、先のような非難をすることが間違っていることが分かる。

 教師を勤めるなら知らないでは済まされないことだと思う。
 また、LDとまでいかなくとも、努力が実にならない子どもは少なくないのではないだろうか。そういう子どもの気持ちを分からないで教師をしているとしたら…また、何でも努力不足だと決め付ける教師がいるのなら…読んでください。(そんな教師は本を読む努力をするかどうかも怪しいですが)

 読み書きに問題があっても、社会で成功している人の事例も多く、問題の当事者にとっては大きな助けになるのではないかと思う。また、日本でディスレクシアのサポートをしているところの紹介もあり、具体的な解決のためにも役立つ本であると思う。
 
三人姉妹の小6の長女が,まさに「ディスレクシア」です。先日,親の私から希望して,学校を通し,専門家の先生に判定して頂きました。悲観する程度では決して無いという事ですが・・・。幼少期から何かおかしい,何でこんなに育てにくい子なのか,一体どうしたら,何度言ったら解ってくれるのか!!と悩み,私自身が行き詰まって,虐待と言われても仕方のない行動を長女に取った事も度々です。自分の子育ての無能さを嘆くしかない日々。一人目だから苦労するのか,でも次女・三女は全くそういう事はないのに,と。でもこの本に出会い,専門家の先生のお話も聴き,やっと解ったんです。今迄の謎が解けた。泣きました。やっと解ってもらえたと慰められた思いです。
弟が勉強ができなくて学生時代に大変なことになっていました。自尊心がそだっておらず、対人関係が不安定で家族としてどう接したらいいものか…一方で教員をしているので、この本の内容に当てはまる子どもの存在にどう支援していったらいいか(もちろん対子どもだけでなく、職場内のやりとり、保護者の訴え、他の子どもへの支援…)現在は本を読んで「おんなじだ」と感じています。著者のほかの本も読もうと思っています。本の内容は、いかに子どもと家族が、それぞれにがんばっているかということは伝わってきます。また、周囲の大人(専門家や教師)への不信感もあるでしょう。それだけこの状態を理解できない人にとっては?な実態であるのでしょうが、周囲の環境(日本の受験やその結果によって親が得る満足感)もまた、ディスレクシアの症状のある子どもをより苦しめるきっかけになるということを強く感じました。学級では最大40人の子どもをかかえ、部活に奔走し、生徒指導に明け暮れる教師が今後どのような具体的手立てを取れるか、途方にくれるようです。ただ、内容としては本当に子どもや保護者の思いの詰まった本だと思います。
ひょんなことから知り合いのお子さんに勉強を教えることになった。ところが、ほんの短い言葉を憶えることができない。小さい時にはなんの問題も無い子だったのに・・・。どうして?と思いながらネットで情報を探しているうちにこの本にたどり着いた。学習障害、LD、初めて知る現実。こんな障害があったなんて。もしかしたら、今までにもまわりにこんな苦労をしていた子ども達がいたかもしれないのに、ただ「勉強のできない子」という見方をしていたのかも。この障害を沢山の人、特に教育に携わる人に知ってもらいたい。苦しんでいる子ども達や親御さん達を助けてあげなければと思いました。
教室で子どもたちを見ていると、鏡文字を書く子・画数の多い漢字が書けない子・文章を1行飛ばして読む子・勝手に文末を変えて読んでしまう子、そんな子どもたちが時々います。
今までどうしてそんな風に、読んだり書いたりするのか不思議でした。
でもこの本を読んで目からウロコが落ちました。

わざっとやったり、怠けているんじゃないんですね。脳の機能の障害で、正しい字形や文章が頭に入っていなかったんです。性格やIQのせいにしてしまうと、とんでもない勘違いをしていしまう!
本当の子どもを理解するために、すべての親と教師に読んでほしいと思います。


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