旅の途中 |
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とにかくどうしていろんな人の耳に響くのかというのは彼らが真面目だからだと思う。音楽に対して、スピッツに対して、人に対して、ライブに対して・・・。 あとは異常なくらいの冷静さと巧さ。 まさにネズミだと思う。スピッツは。そのココロはファンならなんとなくわかるかと・・笑。 その点でこの本には私は小さな炎を抱いた。ありがとう。 バンド結成のいきさつなどは、記念本らしく楽しく読めますが サウンド作りについて、 アメリカのスタジオに行ってどーしたこーした・・・ などは、ベースをかき鳴らした程度のわたしにはさっぱりでした。 それでも、最後の1ページと、そこに通ずるスピッツメンバーたちのスピッツに対する 一貫した態度に泣きました。 自らの現在を思い思いに表現する人、そしてそれを続ける人が ROCK!なんだとしたら、スピッツはROCK!である、と 深くうなずいてしまった。 たいへん良い本だった。 スピッツの歴史―バンドがどのようにして成長してきたか、 どのような人たちの助けがあったのか―が、誠実に、淡々と語られている。 バンドというものが、バンドそれだけで歩いてゆけるものではないことを、 この本で改めて理解させられた。 文体を、淡泊で無機質に感じる人もいるかもしれない。しかし僕には、 この冷静な文体から立ち上る「スピッツらしい腰の強さ」が好ましく感じられ、 最後には涙がにじむほど感動した。 4人がエピソードを語り継いでいく構成も、非常にうまいと思った。 これなら映画化もできるだろう。松山ケンイチあたりを マサムネ役にしたら面白いのでは? ハイテンションなインタビュアーが、意味不明なことを聞きまくる 音楽雑誌の記事には、飽き飽きしていた。このような誠実な音楽本が、 もっと出てくることを期待する。 20周年を迎えたスピッツが、結成当時から現在までを振り返る。私には意味がよく分からない音楽の専門用語も多々登場するが、細かいところは気にせずに読み進められた。 バンドのメンバーの気持ちとか考え方とか、そういったものが混ぜ合わされて熟成されてきた結果が、現在のスピッツなんだということ、それから、音楽というものはバンドのメンバーだけではなく、いろいろな人と関わり合ってできあがるのだということなどがよく分かる。 20年もの歴史はとても強いし、これからもいろんな人に刺激を受け、感銘を受けながら発展し続けていくのだろう。 この本を読んで、スピッツが一層身近になった気がする。これからも、スピッツとともに、人生を歩んでいきたいと思った。 活動歴20年。スピッツの歴史を振り返る内容ではありますが、メンバ−4人の個々のインタビュ−がコンパクトにまとめてあって、とっても読みやすかったです。 スピッツをというバンドをこれから知ろう、もっと詳しく知りたい、そんな方にはとてもよい一冊ではないでしょうか? あるロックバンドが音楽業界で生き抜いていくための葛藤、紆余曲折がシビアでク−ルな視点で語られており、スピッツというバンドだけで捉えずに今の音楽シ−ンの現状、「モノを作っていく」仕事の製作現場、裏側、人間関係まで垣間見ることができて私も大変、勉強(!)になりました。 スピッツの楽曲、正宗の声、彼らの歌う詞の世界、それらにただただ酔って漂っていたい… そんな方々には現実的な内容で重く感じられるかもしれませんが…。 メンバ−4人だけの力では、現在の「日本の音楽シ−ンを牽引する健全なロックバンド」には成りえなかった事実をしっかり押さえておかなくてはいけません。 鳴かず飛ばずのデビュ−時代から我慢強くスピッツを支え続けたスタッフのことについて、ぺ-ジをかなり使っており、メンバ-の敬服する気持ちが文面からよく伝わってきました。 素晴らしいチ-ムワ-ク。売れ線とやりたい音楽の狭間で、可能な限りよいものを作っていこうとする苦悩、迷い、達成感…が各4人の言葉で語られています。 面白かった内容を一つ。嫌々ながらベスト盤「RECYCLE」を発売した直後に、スタジオに入り、高校生の気分に戻って普段やらないようなアラベスクとキンクスの曲をコピ-してみたらうまくできた話。こちらもちょっと微笑んでしまいました^^ 旅の途中を楽天で検索 |