ドイツ流 居心地のいい家事整理術 (幻冬舎文庫)

ドイツ流 居心地のいい家事整理術 (幻冬舎文庫)

売れ筋ランキングドイツ流 居心地のいい家事整理術 (幻冬舎文庫)  
ドイツ流 居心地のいい家事整理術 (幻冬舎文庫)

ドイツ流 居心地のいい家事整理術 (幻冬舎文庫)


価格:¥ 560(税込)
幻冬舎  (2006-06)
/沖 幸子/
文庫 253ページ
売れ筋ランキング:167362
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ドイツ在住経験のある著者が、「整理整頓」「掃除」について「風水」も「開運」も一切用いずして説いた快作(そういう意味では)である。
だいたい、「整理整頓」「掃除」のすすめになぜ「風水」とか「開運」が必需品になってしまったのか、そっちのほうが怪奇極まる現象なのであるが、「ドイツ流」は、あくまで「合理性」を追求しているということで、「捨てる技術」からブームがスタートしたころに一歩戻った印象がある。
著者のドイツ時代についての記述は苦笑の連続なのだが、ドイツの隣人たちにバカにされながら、そうとも知らず「木を切ってはいけなかったんだわ。ごめんなさい。」と反省したり、ゴミに香水をかけるなどのいじめを受けても「生ゴミを出しすぎる私がいけないんだわ。」とこれまた反省している著者は、本当にまじめな日本人の姿そのものだ。
そうやって、しおらしくしているから、なおさらバカにされるのである。
お互いに「これでいいんだ」と思っているところから、「どちらかに不満がある。それではどこをどのように譲歩しあうのか。」という交渉が生まれるのである。この人のように、交渉する前から「私が改めなければ」などという態度は、おそらく日本人独特のものである。
まあ、そういった修行の成果もあって、現地の主婦に半分バカにされながらも見聞を重ね、達人となって帰国した著者は、今では自室に「ドイツ」を繰り広げているわけだ。
しかし、この人は「ドイツ」の洗礼を受けたがゆえに「神秘」に行かなかっただけであって、そうでなければやはり「風水」「開運」をもって説いたであろう、というのが個人的な感想である。要するに、「風水」「開運」の位置に「ドイツ」が来たために、それが入り込む余地がなかった、というだけのことだ。日本人はそのコンプレックスゆえに、いつも何かを迎え入れるための空洞を芯のところに持ち続けているようだ。
沖さんの本というので買ってみたのですが、
「ドイツ流 30分の家事整理術」の文庫版ですね。
加筆修正などは加えられていないようでした。
ハードカバーも読みやすくていいですが、せっかくの安価な文庫版。持ち運びに便利なのでこっちをオススメします。

LOHASなライフスタイルが実践できそうな
第三章の「理想の住まいで快適生活」や、
第六章の「心豊かなスリムライフのヒント」は、
お金がなくてもその分工夫を凝らして楽しむ、昔の日本人の良さを思い出させるエッセイです。
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