人はなぜ神経症になるのか |
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本書は、1928年にアドラーから編集者に渡された講義記録に源を遡るようである。一部の精神症状や性に関する記述については、一般的な現代精神医学的見解との相違もあるので注意が必要である。 人は人生の3つの課題(交友、仕事、愛)に対して、幼少期から“優越する”ためにとってきたスタイル(ライフスタイル)を通して対処していき、そのスタイルが非建設的なものであったときに神経症となると捉えている。彼の基本的な考え方は、理解しやすく、実践的で、学んでおく価値があると考える。優越するためにどのように症状が用いるられるかを目的論的、全体論的な立場から扱っている。 本書は良書であると思うが、まずは原典でなく、現代アドラー心理学を学ぶことが効率的であると他書で専門家が指摘している。もっともな意見であり、注意を促したい。ただし、多少ではあるが、解説が古さを補っている。 博士の扱ってきた事例集です。失敗?も多いと言うか、あえてそのような難しい事例を挙げているのだと思います。なぜ神経症になるのか、どうしたら矯正出来るのか、答えは漠然としていますしハウツー書ではないので無かったりします。ただ「こうであるべき」事柄が一環して貫かれているので読んだ後何となくこうなのだろうと判ったような気になります。少しばかり古い感じもしますが第一次世界大戦後なので仕方有りません。まとめとして訳者のおまけが巻末にあり古さをリカバーしています。自分を再認識する良い機会になると良いですね。 なんだ、アドラーの言っている神経症って、アダルトチルドレンの事じゃないか。 自分をアダルトチルドレンだと自覚して、苦しんできた私。みるみる雲が晴れるように分かってきました。全部自分がやってきたんだ。自分の対面すべき問題から逃げるために。 自分の今までの癖や症状が全て自分が作っていたものと分かったとき、なんと、癖が出なくなってきたのです。いや、出ても、それが自分がやっていると自覚できるようになったのです。 私は身体の痛みと強い倦怠感のために5年の間寝ていましたが、「自分が自分を否定する気持ち」に気づくことによって、周囲が驚くほど健康になりました。あらゆる人の中に多かれ少なかれあるという「劣等感」ですが、持っているかと聞かれたら持っていないという答えがよく返ってくるそうです。私も実は、「私は絶対に持っていない」と漠然と思っていたのか、考えることさえしませんでした。しかしその後、恥ずかしいものと見なされているために「自分にも隠すものだ」ということを身をもって知ることになったのでした。苦しい気持ちをもっている方は、ぜひこの本が説明してくれる様々な場合の「こころの動きの観察」に触れてみてください。自らを知るガイドラインとして強力なカンフル剤になるかもしれません。劣等感が優越感に向かう気持ちが、誤った用いられ方をした場合には、アドラーによって「神経症的」といわれる状態になると知ったことは、ほんとうに劇的な読書体験でした。健康を手にした後、この本によって想像も出来なかった個人心理学の最も重要な発見に触れられ、幸運でした。「失敗を恐れず、自分の能力を信じて自分や仲間のために行動できる自分」をめざすための、方向転換の確実な刺激になりました。しかし高すぎる目標に苦しむことなく、自分を愛せるスタンスを手にしたと、この本に感謝しています。 腹痛、頭痛、生理痛、痛みのつく物は、たくさん体験してきました。ストレスや、自立神経からくるものだとわかっていても、「仕方のないこと」と思いこんでいました。 でも、決して当たり前ではないということがこの本でわかったんです。 ひとつは、心と体は繋がっているんだということです。どのような症状を出すか、どういう道に進むのか、はたまた幸せになるかどうかまで、自分で選択できるのです。 もう一つは、神経症は治るということです。詳しいことは本を読んでいただければわかりますが、きっと多くの人の心と体を楽にしてくれると思います。 心が疲れて沈んでいるすべての人にぜひ読んでほしい一冊です。 人はなぜ神経症になるのかを楽天で検索 |