「縁側」の思想 |
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地元の新聞に著者のインタビュー記事が載っていて興味を持って本書を購入しました。今やネット社会でどこにいても異国の情報に触れられるのでアメリカ人が日本の文化について研究しようというのはなんら不思議なことではありません。著者は建築家なので古い家屋を蘇らせてその歴史や文化を生かし、残そうという姿勢には敬意を払わざるを得ません。しかも、その中に著者の考えも取り入れながら生きた古民家、寺院などが存在し続けられることは素晴らしいことです。日本人が忘れかけたものを思い起こす意味でもお読みになると良いと思います。 「縁側」の思想 という題名から、建築文化論や、日本人の住まいに対する思想を語った本だと 勝手に勘違いし、期待して読みました。 私は常々、縁側のある家に暮らしたいと思っています。 外と内があいまいで、人を招きやすくするからです。 この本は、どちらかというと、サクセスストーリーと捉えて読んだ方がよいでしょう。 表紙裏の写真を見て思ったのですが、 庭に竹を植え塀を作り、見事に庭園を完成させていますが 隣接したおうちの日当たりのことはどうでもよかったんだろうな、と思ったりしました。 と、ここまでは多少批判的ですが 作者の、人に対する接し方、ぶつかり方には感心させられます。 チャレンジ精神、探求心、日本人に少し欠けているところを突かれました。 読みやすい、親しみやすい本です。 他にも建築に関することが書かれていますので 興味があれば読んでみる価値はあるでしょう。 「外国人建築家が語る日本文化」についての著書なので、「中身が薄っぺらいのでは・・・?」と疑問を抱く者もいるかもしれない。けれど、単純な「文化比較論」的な内容ではなく、筆者自身の経験を基に、日本文化の奥深さをヤサシク・興味深く伝えてくれる。 ニッポンにおいて外国人である著者は、何事も実際に肌で感じ、考えを巡らせて物事の本質に迫り、信念を持ってアクティブに行動をしてきた。そんな者にしか感じ取ることができない、語ることができない内容。 私はこの本を通し、「和」の深い味わいを日本人として誇りに感じるとともに、いかに自国の文化に無知であったかを再認識した。筆者の温かみが随所に感じられ、全編を通じてとても読みやすいので、建築について知識がないような人にも安心してオススメできる。 「縁側」の思想を楽天で検索 |