マは小悪魔のマ (マンサンコミックス) (マンサンコミックス)

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価格:¥ 600(税込)
実業之日本社  (2008-09-29)
/海野 螢/
コミック 208ページ
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★4の上(U18エロ漫画としてのお薦め度は★5) 。
成年向け『大人の手がまだ触れない』と同日発売な著者の7(8)冊目は、全10話な表題作の丸ごと長編。

さて今回は全年齢向けエロ漫画雑誌が媒体で、あまつさえ版元は成コミ販売経路を有さないため、その辺は著者も心得たもので、十八番なシリアスな成分をほとんど省き、とっかかりからすでに漫画チックな方向性で攻めまくり、得意のノスタルジーやセンチメンタリズム、はたまたシュールな感覚すらも排除し、とことん軽くて漫画チックに楽しい青少年向け抜き物件に徹したところが、プロ意識の鬼。

物語は、今日も今日とて想い焦がれる女生徒『まりか』でオナる、世界一不運という設定のサエナイ男子生徒『太一』のもとに悪魔少女『メフィスト』が降臨し、契約の代わりに約束を押しつけるところからはじまる。
ファウストをラプラスの魔で割ったような作品で、結局は、特異点により因果律が歪んでしまったことによるパラドックスが引き起こす時空崩壊を、最終的に主人公の想いに托すという展開で、かいつまんで言えば、著者お得意のメタフィクションへの刷り替え自体が物語り自体を構成している。

そして物語からリアリティーを排除することにより、本来浮き彫りになるはずだった『まりかの悲劇』を消し去るくらいのレベルまで虚構化すし、痛み成分の薄い作品に仕上げた手腕が凄まじい。

とまあ、個人的感想はともあれ、ようは貧乳ショートカットな二人のヒロインの愛情てんこ盛りなえっちシーンを、萌えなコスフェチと肉体同士の奏でるエロースで味付けた、SFファンタジー仕立てのエロコメで、消しもシルエットだし、引き絵も抜群で、平和なのにキュン山盛りな好物件。

男性は全裸。女性は全裸および衣装半脱ぎで、コスは制服・悪魔・ナース・メイド・体操着・巫女など。

えっちも漫画も楽しみたい青少年向けの殿堂作。
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