うつと不安の認知療法練習帳 |
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うつ状態や不安である人は、現実を、ありのままの現実よりも悲観的に・破局的に 捉えてしまい、苦しみます。認知療法では、その悲観的・破局的なものの捉えかたを 修正して患者の気分を楽にすることが目的です(決してネガティブシンキングを ポジティブに変えるわけではありません)。 本書では、悲観的な見方を裏付ける根拠と、逆に悲観的な見方を否定する根拠(=反証)を 見つけて集める方法を紹介しています。 例えば、ヒゲが濃いことで悩んでいる高校生が、 ・悲観的な思考:ヒゲが濃くて恥ずかしい。学校でも同級生の視線が気になってしまう。 ・根拠 :実際にヒゲが濃い。男子からもそのことで冷やかされる ・反証 :一部の女子からは「男らしい、ワイルド」と言ってもらえた。 上記のように、(パッと脳裏に浮かぶ自動)思考、それを裏付ける根拠、自動思考を 否定する反証を書き出します。そして最後に、現実をありのままに見つめる「適応的思考」 として、 “一部の男子からは冷やかされているが、男らしいと言ってくれる女子もいる” という考え・ものの見方を自分で導き出すのです。 ただ、私個人の意見としては、“うつ病”と診断されて薬物療法を行っている方は、 認知療法を始めるにあたって、主治医とよく相談されたほうがいいでしょう。こういった 書物だけで認知療法を身に付けようとするのはオススメできません。挫折する可能性が 高いし、挫折することにより一層落ち込み、うつがひどくなるからです。 とはいえ、この本はよく出来ていると思います。 認知療法を利用する際に必要な内容が、 平易な文章で書かれており、読みやすい良書です。 しかし、どうにも使いにくい感じを受けるのはなぜでしょう。 翻訳書だからでしょうか。 レイアウトが悪いからでしょうか。 読みやすく、心理教育用には良い感じなのですが。 私はあまり利用していません。 ワークブックです。気分の落ち込みというより「強迫観念的な不安感」にとても良く効く本です。 「フィーリンググッドハンドブック」も良い本だと思いますが、不安感に押しつぶされそうな時にあの量を読むのはちょっと難しい・・・。 藁にもすがるような気持ちでこの本をやって何回も救われました。 認知療法について、3人の主人公が持つそれぞれの悩みと回復の物語を通して、わかりやすく説明されている本です。 僕は自身の生活が本当に苦しい時に、この本やデビッド・D.バーンズ 氏の「いやな気分よ、さようなら」(こちらは、かなり分厚いです)などをよく読んでいました。 ただ、一口に認知療法と言っても、現在ではさまざまな方法や考え方に進歩してきているらしく、必ずしもこれらの本に出ているアプローチだけではないそうです。いくつかの専門家の方のサイトでは「良い本ではあるものの決して万能ではなく、やはり専門家のアドバイスに従って、人それぞれの症状にあわせたステップを踏むべきだ」といったコメントが載せられていました。 実際のところ、個人的にはこれらの本にずいぶんと助けてもらい、出会えたからこそ何とか乗りこえてこれた…と本当に感謝しているのですが、僕の周囲の人で同じように「悩みを抱えている人」には薦めましたが、受け入れられてもらえなかったのも事実です。 この本のやり方がその人にあっているかどうかだけではなく、本を読む行為そのものが、そういう心理状態の場合簡単ではないことも多いのかもしれません。 この本の通りに進めば、患者さんが一人でも認知療法 をしていくことができる本。 専門家向けではないだけに、専門用語は日常用語に置 き換えられ、シンプルですっきりと分かりやすく書か れている。 説明文も簡単なので、一般の人が読んでもほぼ100% 理解することが可能。 値段も安めなので、うつや不安で困っている人は是非一 度読んでみると良いだろう。 うつと不安の認知療法練習帳を楽天で検索 |