量子力学概論 (グライナー物理テキストシリーズ) |
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グライナーの物理学教科書シリーズは、良くも悪くも記述が 非常に丁寧である。計算過程も実に詳しい。一方、そのため なのかもしれないが、添え字や符号のミスもめずらしくない。 多くは丹念に計算を追ってゆけば自分で修正できるものである。 この量子力学教科書の内容のほとんどは可もなく不可もなくと 言ったところだと思うのだが、その中で非常にためになった 部分がある。 第13章である。普通、スピン自由度の起源はディラック 方程式にあると、量子力学のアドバンストコースでは習うのだが、 それが誤りであることをグライナーは指摘している。第13章では、 空間微分演算子の線形化によってスピノルが自然に導かれること が簡潔に説明されている。この本を読むまで、私はずっとスピン が相対論に由来するのだと思い込んでいた。これを正してくれた ということで、自分はこの本を5つ星としたい。 英文で読んでいるが計算がとても丁寧でスムーズに進める、間違いは言われているよりずっと少ない。あってもすぐに気づく程度の誤植程度。朝永の本ではどうもまどろっしく書かれている事がスマートに書かれているので理解も早い。ちなみに朝永の本では計算に飛躍が多すぎて途中でやめた。時間の無駄使いだと気づいた。その点、この本は計算が丁寧で十分な演習問題と例題で理解度がチェックできる。introductionという名前にかかわらず程度は高い。 数学に自信があるのであればお勧め。 本書は量子力学の各論を丁寧すぎるくらい要領よくまとめた教科書である。本書の対象とする読者は日本では学部上級だと思われるが何しろ説明が丁寧なのでなかなか便利である。一度日本の標準的な量子力学の教科書で勉強した人が読むと理解が進む。 計算及び説明が非常に丁寧であり、数学計算に飛びがない。 追いかける事が容易に出来て、判りやすい。 また、例題演習が多く、考え方が理解し易く説明してある。 問題は、異常にミスプリが多い。数ページに1個の割合である。 出版社は是非とも修正願いたい。 但し、この事を承知の上で読むには、着実の計算確認を行う事が 必須になるので、良い練習になると思う。 もしかして原著も間違い有りか? とすれば訳者の手抜き? 量子力学の入門書としては最適な本です。計算過程をはしょってないので簡単に追っていけるし、演習問題も多いので理解が深まります。 個人的には量子力学を作った人たちの紹介文がなかなか面白くてよいです。 残念ながら角運動量の合成は取り扱ってないので、原著の下巻のほうを読まなきゃいけないのが残念です。 量子力学概論 (グライナー物理テキストシリーズ)を楽天で検索 |