ラクをしないと成果は出ない

ラクをしないと成果は出ない

売れ筋ランキングラクをしないと成果は出ない  
ラクをしないと成果は出ない

ラクをしないと成果は出ない


価格:¥ 1,500(税込)
大和書房  (2008-05-23)
/日垣 隆/
単行本(ソフトカバー) 240ページ
売れ筋ランキング:2228
部下の仕事はなぜ遅いのか
通販な生活 一生を1ギガで終えないための買い物学
定説だってウソだらけ (WAC BUNKO 86)
「残業ゼロ」の人生力
世界一利益に直結する「ウラ」経営学

言っている内容はいたってシンプル。
アウトプットしないものはインプットしない。 つまり無駄に生きるな ということ

若さだけはもう慢心できない、25歳過ぎてから読むのがいいと思った。 

図書館に行けば行くほど無駄遣い=すべてのページに指紋をつける勢いで読む心意気
本当に良いものは自分で売ってみる=自分のちょっとした工夫をつけれるか
「何をしないか」を決める=「すべて」をやれるほど人生長くない

そのほか、自分にひっかかるタイトル付けが必ずある。2ページで全部終わるので、読みやすい。
「本格的に勉強したい」分野の仕事を引き受ける
愉しめない喧嘩は避ける=自分が深まるような喧嘩をしよう
など
店頭でパラパラとめくって、面白そうだったので購入しました。
しかし、読んでみると、あまり論理的でなく、実践的とも言えないという印象を受けました。
テーマごとに区切られており、1つの単位は読みやすいのですが、内容文の出だしと各テーマのまとめである「ポイント」がうまく結びつきません。「結局、何が言いたいのだろうか?」という疑問が残りました。とはいえ、100のテーマの中に、10くらいは、チェックした項目がありました。「数項目を参考にするつもりで読む」程度の気持ちで、さっと読み流すなら良いかもしれません。
自己啓発書で否定形のタイトルというのは出版社にとって勇気が要ると思う。にもかかわらず、つい手に取ってしまったのは、短期で成果を上げないと負け組だ、勉強だ努力だと煽られるのにうんざりしてたから。もうそんなのイタくないか!?と思う。かといって『ラクをすれば成果は出る』というタイトルだったらバカにされたようで手に取らなかっただろう。タイトルの巧さにまずは座布団一枚の本だ。

構成は1見開きに1項目で、全100項目。こういう本のしつらえは、この著者のような手練れの語り手にとっては作りやすいが、読者にとっては読みにくい。本来はもっとページ数を割いていいことも、水増しして語っていることも等分の扱いになってしまうからだ。また、はじめに項目数ありきの構成だから、項目によっては、どうでもいいものもあれば、金言となるものもある。だから、項目の見出しで気になるものだけ読めば十分だと思うし、著者もそういう読ませ方をしたいのだと思う。

項目28の「期待値を下げる」というのが面白かった。若いうちほど人間関係や会社に対して期待値が高いのが当然だが、仕事を続けていく上では逆に、若いうちは期待値を下げ、年齢とともに期待値を上げるとうまくいくという。歳を取ったら妥協するなと諭すところがいい。

こうした話が中心だから、この本に実践的なノウハウを期待するのは無理だし、お門違いだ。だいたいラクをしたいだけなら具体的なノウハウなんてないのである。「具体的にどうしたらラクできますか」と訊くような人なんて、私は付き合いたくもない。
著者は、100個を風呂上りに一気に書いた、と豪語されていますが、
どう書かれたかはさておき。

刺激的で時代の共感を得そうなキャッチなタイトルは、完全に
「売らんかな」ですので、別にそれを非難するつもりはありませんです。
私が本書を読むきっかけは、そのタイトルが、とても魅力的だったからですね。
でも結果的に、「ラクをしないと成果はでない」ということはないらしい。

見開き2ページで教訓が100個もあれば、人生訓本とはいっても、
玉石混合混ざっていて、「使えたり」「使えなかったり」するのは
仕方ないですが、当然、その中には傾聴に値し、手帳にメモする
ような内容も含まれています。便宜上10章に分類されていますが、
ひとつひとつは、レベルもテーマも視点の高さもまったく違う散文を
パッケージしていますので、あまり肩肘はらずに、思いつきな感じの
エッセイとして読むのがいいようです。

「過去に引きずられるな」「変化を楽しめ」「何をしないかを考えよ」
「運命は、その人に背負える荷物しか背負わせない」・・・
要するに、自分の生き方、暮らし方、姿勢に共鳴する格言は、ありがたく
いただき、そう思わなければ、それはそれでそっとしておけばいい。
そういう読み方ができるし、どこからでも読めるし、読むことを辞める
ことも自由という、結構、気のきいた本です。

最初の「基本編」「インプット編」「ネットワーク編」くらいまでは
おもしろく読み進めましたが、後段はちょっと飽きてきます。

通常の社会人の方が1日1冊、40歳から5冊読むべきだと平気でおっしゃってますがどうなんでしょう・・とても万人向けとは思えない・・これはあまりに極端すぎて目を疑いました。
内容に統一感はなくあとがきにもあったように一気に書き上げた様子、しかし意外に鋭い視点をもっており役に立つことや参考になる部分もありました。
この手の中では売れてるようです、が、若干辛口の語り口調に合う合わないはあるかもしれません。

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