鈴木先生 2 (2) (アクションコミックス) |
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一巻以上に衝撃的でした。なんというか人間の汚い部分を赤裸々に描くのがこれほど上手い人って見たことない。 前の話でだいぶ尽力してくれた先生山崎先生が散々な目に会いついには去ってしまったのは驚愕でした。レギュラーじゃなかったのかよっ!マンガの常識を無視してます。 ドストの言葉を借りれば子供は群れると悪魔なんでしょうか、子供の恐ろしさっていうのを非常に率直に書いていると思います。自分の中学時代はどうだったろうかと思わず振り向かざるを得なくされます。 1巻と同時購入。 江口寿司が帯の推薦コメント。 この巻は、何と言っても 『イカし過ぎだぜ!』につきる。 長靴に雨合羽姿に萌え〜な教師は いかがなものか(笑) しかし、そこが共感持てるのが素晴しい。 卒業生の不良にいいように言わせてる鈴木先生は大人だ。 だいたい、教師から よく聞く言葉に 『世話かけた不良ほどカワイイ』 とかいうのがある。 じゃあ何か?学生時代はワルい方がいいのか? ちゃんと校則守ってるやつがアホなのか? 窓ガラス割って、盗んだバイクで走り出した方がいいのか? オレは学生時代に学んだ事は 先生の前ではイイ子ちゃん。決してボロは出さない。 そして裏では用意周到な完全犯罪。 悪いことばっかやってた。 悪いことやってもバレなきゃいいんです。 結局、人の意見とは それぞれの人の、それぞれの立場からの見方しかしていないのであります。 だから、この書評であったり、映画評も その人の家庭環境や、立場、性格から 発せられた物でしかないのです。 そんな事を考えさせられる本です。 「鈴木先生」の一巻は衝撃だった。 しかし、二巻は、一巻以上に衝撃だった。 普通、「何とかの巻」で起こった問題は、よっぽどの事がない限り、 その後に影響しないのがマンガのお約束だ。 ところが、「鈴木先生」は、そこに大きく踏み込んだ。 大河ドラマであれば、全体の連続性があるのは当たり前だけど、 学校ものでそれをやるのは、相当こわい行為だ。 なぜなら、学校は実に閉鎖的な空間で、人間関係が濃密になるからだ。 葛藤をリセットしていかないとドラマを作りにくくなる。 だから、そこには触れないほうがいいし、それが常識といってもいい。 それで作者も読者も安心できる。が、現実は、そうもいかないもんでしょ? 「鈴木先生」は、その、大事でありながら、 マンガの世界では軽んじられている現実を描いている作品だ。 正直いって、私はこの二巻を読んで、相当に落ち込んだ。 この気持ちを持ち直すために、「蒼天航路」を読んで気を大きくする必要があったほどだ。 しかし、読まずにはおられない迫力と存在感が、この作品にはある。 マンガ好きならば、絶対に読むべきだ。 一巻の終わりが上手く納まった感じだったので油断してたら、思いっきり腹に来るパンチを叩き込まれてしまった。 …重い、重いなあ。 でも漫画としてはすこぶるおもしれえ〜 しかも今度は引きで終わってるし!気になる!続きが超気になる!! 生徒・先生たちのキャラも把握してきたおかげで話も広がってきているし、 これをあくまで鈴木先生を主体として纏めている点もお見事。 彼の価値観がじわっとこちらに浸透してきて、鈴木式道徳観念に汚染されそうに。 表情・タッチも一巻よりもさらにバリエーションが多くなっているのでは? いやー、濃い。面白い。 先が楽しみだなあ 鈴木先生 2 (2) (アクションコミックス)を楽天で検索 |