あきらめない―脳梗塞からの挑戦 |
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小学校時代から西城秀樹のファンだったので思わず買ってしまったのがこの本でした。 ご存知の様に秀樹は約3年前に脳梗塞で倒れました。この本はいわばその時の闘病記。ただ所詮は学歴(教養)ない一芸能人(スンマセン)の書いた物だけに文章の背景(時)が前後していて読みづらい部分もあれば、また家族の有難さは分かるが、それが必要な伏線で出てくるのならともかく、必要以上に出過ぎた為に闘病記としてのインパクトが少し欠けてしまった嫌いがある。 ただ、闘病記としてのインパクトは弱まってしまい、結果、脳梗塞と言う名の病の恐ろしさを伝えるには少し足りないが、幼少時代やデビュー当時のエピソードや写真も掲載されているので、秀樹を知るには結構楽しめる本ではある。 そう言う点においては秀樹ファンにはそれなりに楽しめる本であるが、秀樹に興味ない、もしくは脳梗塞と言う名の病について知りたいのであれば買わない方が無難かも? 引きつけられるように一気に読んだ。感動で涙がこぼれた。だが、一度読み終わって、ハッと我に返った瞬間、何か複雑な想いが心をよぎった。何かが違う。何なのだろう? この気持ちは・・・ 私はそのあと、この本を開くことができずにいる。 秀樹の歌への情熱、どん底から這い上がってきた努力と執念、そしてそれを支えたご家族たちの愛情・・・ どれもすごいと思った。些細なことで悩んでいる頭をブン殴られたような気持ちになる。そういう意味では、ぜひ多くの人に読んでほしいとも思う。 もし、私が秀樹ファンではなく、もっと単純に読めた本だったら、普通に☆5つをつけられたかもしれない。だが、ファンとしては複雑だった。この本を書いた秀樹の気持ちを否定するつもりはないけれど、どうしてここまでさらけ出さなければならないの!? と思った。ここまで知りたくなかったし、(いくら正直なところであっても)聞きたくない言葉もあった。 これは、同じ病気で悩んでる人のため? でも、こんなことは、秀樹がやらなきゃならないことじゃない。秀樹はこの病気の経験者である前に、歌手でありスターなのだ。もっと大切なことがある! 秀樹には、ただカッコいいロック界のスーパースターでいてほしい、永遠のヤングマンでいてほしいと思う心に、一抹の影がさしたようでもあった。それより、本当は、秀樹にはこんな闘病記など出版して欲しくなかった、というのが、正直な気持ちだったのかもしれない。 ファン(というより私個人かもしれないが)にとって、あれは一番触れたくない“忌まわしい過去”であるような気がする。お願いだから、ここから脱してほしい! 世間からもファンからも、そして秀樹自身からも、あの病気の話などが出なくなる頃までは、私はもう一度読むことはない(できない)と思う。 こんなコメントしか書けずに、ごめんね、秀樹・・・ 健康そのもの、と思われた秀樹が脳梗塞で倒れたのが二年前。 引退も考えた、と言う秀樹の、復活への挑戦闘病記。 秀樹にとって、歌うことがどれだけの意味を持つか、また家族の存在がどれだけ支えになったか…真実味溢れる飾らない素直な文章から、ジンジン伝わってきます。 ファンでなくとも、病気を抱えた方悩みを持つ方。壁にあたっている方全ての方に是非読んで欲しい一冊です。 日本のポピュラー歌手として確固たる地位を築き、他方で新しい家族を築く縁にも恵まれた著者に、突然降りかかってきた脳梗塞との闘い…。絶望から立ち上がってきた著者は、ひとりの、生身の人間として、その胸の内を素直に、克明に、温かくやさしい筆致で書きしるしています。また、闘病以降の経緯のみならず、自らのこれまで歩んできた道のりに関しての記述も。他者への思いやり・感謝の念、ストイックで真面目な側面がうかがえます。ひとの一生には限りがあるけれど、その一生を精一杯生きたい。困難に直面しながらも生きるすべてのひとに、手にしてほしい一冊です。 あきらめない―脳梗塞からの挑戦を楽天で検索 |