愛してないと云ってくれ (シャレード文庫) |
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まず、設定が労働者街って時点でかなり異質な作品かと思います。流石中原サン!(褒めてますよ;; こう…なんでもない日常にほっ、とさせられたり斑目サンの恰好良さに惚れたり坂下医師の恰好良さに惚れたりする作品だと思います。個人的に残念だったのは受けがいやに受け入れ過ぎやしまいか…?;と思ったことなんですけどね…でも多分これは嗜好の問題だと思います。 あとはサブで出てくるキャラも味があって話を引き立ててるなぁ、と思いました。個人的に双葉に相手は居ないのか…!と思ったり。そんな理由で続編を希望(笑) 奈良サンの絵は相変わらず素敵ですね…vV ハードボイルドな感じなのかと思ったら、なかなか笑える所も多いこの作品。 斑目さんは下ネタ全開ですし、坂下先生は意外と男前(?)です。 「おやっさん」と「平治」には噴き出してしまいました(笑) 奈良さんが描くおばあちゃんてこんな風になるのか〜、って思うと余計笑ってしまいました(奈良さん、すいません…) 会話がウィットに富んでいて、包容力のある大人。 それが斑目という男の最大の魅力。 しかも伝説の外科医と呼ばれたほど有能な男。 その男が助平心丸出しで精力的に攻めて行ったとしたら、 どんな男も落ちる!というくらい(笑)斑目がとにかくいい男です。 その斑目が見せる『人としての弱さ』もまた母性本能を擽ります。 ワイルドで大人の男性を好む方には溜まらないんじゃないんでしょうか。 人情や家族が絡む話もほろりとさせるものがあり、 内容のハードさのわりに『ただそれだけのもの』と思わせないところが巧いです。 もう少し斑目の弟が立ち回れたと思いますが、 後味がとてもいい作品でハラハラドキドキ楽しく読めます。 続編を切望! 奈良千春さんの絵っていいですよねー、ハードな世界に身を置く男たちを描かせたら右にでるものはいない、この色気。 この作品では、受の坂下医師の、長め前髪プラス眼鏡そのうえ白衣という悶絶モチーフが絵と文の両方で堪能できます。 坂下は、無頼でHな伝説の医者・斑目の才能とセックスにうっとりして、自分のなかに女を感じちゃったりするカワイコちゃんなのだ、いいでしょ。 私事ですが、ガンマ値うんぬんのくだりを読んで以降、アル中のおっちゃんが伊集院静にしか思えなくなってしまい、当ったのは宝くじじゃなくて馬券だろう?などと余計なことを考えて、往生しました。 おっさんやばーちゃんがうまく絡んでほろりとさせる、BL版人情長屋のHな日常、なかなかよろしい仕事でございます。 さらっと読んだ割には読後感が濃ゆい作品。何度も読み返してはひなが一日思いだし笑い。この続編が本当に読みたいと思わせる、BLの王道を行っている気がします。 愛してないと云ってくれ (シャレード文庫)を楽天で検索 |