パッション (二見文庫 ヴ) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション (ヴ1-1)) (ザ・ミステリ・コレクション) |
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官能的で濃厚な性的表現が多いのは否めないですが、それだけに終始してストーリーがお粗末という類いではなく、なかなか読み応えのあるものでした。 冒頭の手紙、そして二人の出会いがあって、その辺りはちょっと濃すぎる表現もありますが、 その後ストーリーが展開しはじめ、どうなっていくんだろう、と、中盤からは一気読みでした。 性的表現は、ヒーローが自分の愛情への相手の寛容さを求めるものであり、無意識ゆえにちょっと過激。でもそれを無条件に受け入れるヒロインの深さ、潔さが良かった。 性的描写にスポットをあてられがちで、それによって好き嫌いが分かれるところとは思いますし、私も序盤のやり取りはちょっと・・・と思ってしまいましたが、その部分があってこその二人の純愛なんだと思いました。 まあ、電車の中など公共の場で読むのはおすすめできませんが・・・。 二人の家庭環境や、取り巻く家族などの脇役の描き方もしっかりしていて、話の流れが納得いくものでした。 ヒロインの可愛い妹達と、今作で頑張っていたシャーロットの話もあるそうで、4部作の次作を今から楽しみにしています。 また、ヒロインを陰ながら見守っていたジョンがヒーローの作品もあると良いな、と思いました。 出会ってすぐ、ベットを探す手間もかけずその場でコトにおよぶヒーローとヒロイン。翻訳者が読み飛ばせと薦める、その「丁寧」すぎる描写。そんな男性向け官能小説と見紛う程の出だしに強い違和感を覚えたのに、いつしか悲恋のメロドラマにはまり、涙して読んでいました。 デビュー作らしいのですが、官能と純愛のこの大きな落差はとても印象深く、編集者の目に留まったのもうなずけます。ただ、やはり官能の大部分は余計で、★1つマイナスです。 他の方のレビューにもある通り、ラブシーンは豊富で描写は激しいものでした。 ロマンス小説の中には、ホットな場面が多いだけで物語の筋はつまらないという本も多いと思います。そんな小説だと最後まで読み通すのも難しかったりするものですが、この本は違います。 二人が出会う場面では、初対面でこんなことをするヒーローってどうなの?…と思って、少し驚きました。しかし、二人の関係のその後の切ない展開、他の登場人物の存在もストーリーを複雑にしていて、読み応えのある本でした。 他の方の書評に惹かれて読んでみました。 確かに性描写は今まで読んだ作品の中も1,2を争う際どさです。 しかしこの作品の価値は泣けるということです。 最近コメディっぽくちょっとおふざけの多い作品にたびたび遭遇しがっかりしていたのですが、この作品ではヒーローに泣かされました。 ヒロインを求める気持ちを表したピンや枕のところで泣けて、泉の場面では思わず読む手を止めて、しばし顔を洗いにいったりする必要がありました。 それにしても、兄弟ってこんなにお互いの性生活を暴露しあうものですか? フム、今回の騒動の元にもなった弟が次作のヒーローらしいので、これは絶対読むつもりです。 予約ってまだできないのかな? リサ・ヴァルデスの作品は見逃すまいと思いました。 この作品は評判通り、性描写がすごい。そのことについては別に気にはならなかったけれど、作品中5割以上もホットなシーンばかり描かれていると、さすがに飽きてくる。 よくよく考えると、このヒーロー相当身勝手だと思う。自分の抜き差しならない状況の中、ヒロインがかけがいのない存在になってゆき追いかけるけど、でも何故にヒロインから離れられないかというと、唯一受け入れてくれたのが娼婦でもなく淑女のヒロインだっただけなの? と思わずにいられないし、ヒロインといる時だけが苦い現実から離れていられるから。周りの思惑どおりにならないと思っていても、ながされっぱなしだし。しかも何の罪もないヒロインの又従妹に対しての冷たい仕打ち。どうもヒーローの行動にいまひとつ、共感がもてなかった。 この物語で強く成長したヒロインの又従妹シャーロットの物語が楽しみです。 パッション (二見文庫 ヴ) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション (ヴ1-1)) (ザ・ミステリ・コレクション)を楽天で検索 |