皆川明の旅のかけら

皆川明の旅のかけら

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皆川明の旅のかけら

皆川明の旅のかけら


価格:¥ 1,575(税込)
文化出版局  (2003-11)
/皆川 明/
単行本 127ページ
売れ筋ランキング:42594
ミナを着て旅に出よう (仕事と生活ライブラリー)
ミナ ペルホネンのプリント (min¨a perhonen―print)
ミナ ペルホネンの織り (min¨a perhonen―textile)
粒子―Particle of min¨a perhonen
ミナ ペルホネンの刺繍 (min¨a perhonen―embroidery)

やっとものづくりをする人の生の言葉が聞けた~という感じです。
アーティストだと語っても、実は過去のどこかにあるようなものを
ただ真似て作品を出している人が多い中で
皆川さんの抽象的に自然をモチーフにしたテキスタイルには凄く興味がありました。
どうしてそのような完成された素敵なテキスタイルがminaには宿っているのかが
この本を読んではじめて理解できました。
皆川さんなりのアイデアをつかむヒントだったり、
テキスタイルに対する考え方、また直筆のラフスケッチも見る事ができます。
実はデッサンはあまり得意ではないんだぁ~ってちょっと安心してしまったのですが(失礼)
minaのテキスタイルのように、かわいさの中にもしっかりとした根がはっているように
皆川明さんのものづくりの原点が垣間見える本です。
購入したのは、もう何年か前ですが、時折開いてはヒントをもらいます。
ミナというブランドのコンセプトブックであると同時にこの一冊はそれだけでひとつの「作品」となっているように思います。
本を開くと目に飛び込んでくる、テキスタイルや小物、そしてミナのテキスタイルをファブリックとして使ったエッグチェアたちの写真。
淡々と、でもきっぱりとした意思の感じられる皆川さんの文章。

堀井和子さんや、POEのデザイナーの柳典子さんとのコラボレーションについての話やミナペルフォネンタータンの誕生までの話など、一冊の本にさまざまな内容が凝縮されています。
ミナというブランドをただ理解するのではなく、その根底にある思想に触れることのできる「作品集」。
私はページをめくりながら、そんな風に感じました。


ふと、手にしたこの本は、久しぶりに心が澄んでいく何かをプレゼントしてくれた本でした。ミナのデザインは、無駄がなくシンプルなのにどこか厳かな手触りのある空気感があって、まぎれもなく本当にオリジナルなブランドですよね。その秘密のエッセンスがこの本から伝わってきました。

皆川明さんのデザインへの情熱が語られている言葉のページは、詩のように
しんしんと心におりてきて、今もミナのちょうちょのように心にとまっています。これからも皆川さんの旅のかけらを知りたいし、読みたいです。


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