マンションにいつまで住めるのか (平凡社新書) |
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現在マンションに住んでいる人、これからマンションを買う人、ともに一読すべき本です。 マンションが建ち始めてからこれまで、どのような問題があり、どのように解決され、 また、どのような問題が現在も残っているのか、ざっくりと理解することができます。 一時的な住まいではなく、永住するために必要なことは何か。 大規模マンションであればあるほど、個人単位では無力感すら感じますね。 売り逃げではなく、メンテナンスにこそ重きを置くデベロッパーが台頭することを願います。 一応マンションなるものに住んでいるもんですから、「いつまで住めるのか」なんて根源的な問いを突きつけるタイトルにひかれて購入しました。 マンションと古代の共同住宅との比較、欠陥等マンションで起きている課題、マンションの管理について、建物としての一般的な寿命、今後の在り方等が、まんべんなく網羅されています。その分、各テーマへの踏み込みは弱くって、例えば欠陥問題で悩んでるんだ!とか、今持っているマンションの将来の扱い方を見直したいんだ!というような切実さを持っている方には向かないでしょう。ま、まず総花的に「マンション」というものが抱えるテーマを理解するために活用するのがいいかと思います。 マンションを買ってから読む本です。 私たちはマンション選びで失敗したくないから、いろいろ勉強するわけですが、できることと 言えばまあ、マンション選びに関する本を読むこと、重要事項説明書を目を皿のようにして読 むことくらいです。 しかし住み続ける間に起こってくる諸問題に対応しようとしても、雲をつかむようでなかなか 個人では難しいことが多いです。 この本では、よくある問題点、過去の事例、準拠すべき法令などが書かれていて、とっかかり をつかむには非常によいと思いました。深い専門知識を期待する本ではないように思います。 マンションを買ってから読む本です。買う前に読むべき「どんなマンション を選ぶか」みたいな本はたくさん出ていますが、買ってから参考にできる本 は少ないので、お勧めです。 私たちはマンションを買う上で、最初の宣伝文句に踊らされ、あとから泣き を見るということが多いですから、慎重になりたいですよね。しかし、個々 にできることと言えば、目を皿のようにして重要事項説明書をよーく読むと いうことくらいです。いざ困ったことが起こったときに、どういうやり方の実例 が過去にあるか、準拠すべき法令は何か、何を根拠に業者と交渉すればいい のか、という点になるとさっぱりで、諦めてしまいがちです。 この本に、あまり深い専門知識は期待できませんが、問題解決のとっかかり としては、非常に良いのではないでしょうか。 タイトルから、「いかにマンションを維持していくかの合意形成テクニック」の解説を想像したのですが、内容はさにあらず。日本のマンション分譲の歴史、マンション関連法規の概説、建て替えとか、もちろん維持管理系のトピックもあるんですが全体の一部という位置づけです。もうマンションを買ってしまったひとがいかに資産価値を維持するか、という実践的・即戦力的な知識をもとめてもムリ。資産価値維持・マンション管理組合へのコミットの仕方については「さくら事務所:長嶋氏」が書いた本がいちばんわかりやすいのでおすすめ。 マンションにいつまで住めるのか (平凡社新書)を楽天で検索 |