扶桑社新書 中国が隠し続けるチベットの真実 (扶桑社新書 30) (扶桑社新書 30) |
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チベットという国についてまだまだしっかりした認識が無いのが実情ではないでしょうか。 チベットが経てきた近代の歴史が冒頭にまとめられています。 いかなる事情で、本来独立した文化、民族であるチベットが中国に飲み込まれてしまったのかを 歴史的に認識することができます。 そして中国が行ってきたことについて、証言を交えながら、述べています。 そしてこれらのことは、今起きている現実であります。 今を生きる日本人が正面から見据えてほしい現実がここに書かれています。 もちろんダライラマの崇高な精神性にそぐわない行動など必要ではないですが、 でもいまできること主張できることがあるはずです。 問題を認識するためにも本書をおすすめします。 チベットに興味を持つ者みな、ネット等の情報で、断片的にチベットの事は一通り知っている。 しかし断片的な情報の取得だけでは、どうしても偏りやありがちな誤りに陥りがちである。 例えば、デモにおいて「フリーチベット」とコールするが、その真意とは?と聞かれたらどう答えるだろうか 主権のあり方は? A:国家としての独立 or B:中国の一部としての高度な自治権獲得 領土的範囲は? A:現チベット自治区 or B:侵略時四川省などに割譲された範囲を含む大チベット ・・・といった質問にどう答えるか、デモ参加者に聞いたら答えはバラバラではないだろうか。 チベット問題は、単純な周知は終わり、こういった問題を深く考える段階にきている。 考えるとは、チベット人はどう考えているかを知り、なおかつ、それにただ追従するのではなく、日本人の立場としてどう行動するか熟考するということである。 本書はそのように一歩踏み込んで考えたい「脱チベット初心者」を志す日本人の助けとなるべく心を砕いた一冊であり、その狙いは成功している。 著者のペマ・ギャルポ氏はチベット出身です。本書は、中共政府が外国 メディアに対して隠蔽し続けているチベット侵略に対して、経緯、手段、 そして事由を綴った書です。昨今他書でも語られていますが、中共政府 (人民解放軍)がチベット人を服従させるための暴力、即ち肉体的な拘束 や吊るしなどの拷問、はたまた不妊強制等々の人権蹂躙には言葉を絶 します。また、侵略の目的として、著者は、資源の確保や、国土拡大(南 下政策)やミサイル基地などの軍事拠点形成などが挙げています。一番 注目した著者コメントを記します。人民解放軍の力を持ってすれば、チベ ット民族を壊滅させることは実は簡単だが、昨今、政府に対する国民の不 満の捌け口として、チベットに矛先を向けさせるために、チベットの抹殺を 敢えて、ゆっくり進めているのだと。この指摘は、大いに注目すべき視点 です。余談ですが、嘗て著者は、TBSの関口宏氏のサンデーモーニング のレギュラーコメンテーターを勤めていました。しかしながら昨今、チベッ トの問題がクローズアップされ始めたころから、著者は番組に登場しなく なったように思われます。中共への迎合ではないかと思われます。 扶桑社新書 中国が隠し続けるチベットの真実 (扶桑社新書 30) (扶桑社新書 30)を楽天で検索 |