妖怪事典 |
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基本的に、博物学的な姿勢で妖怪を愛で楽しんでいる人たちは このようなレビューを参考にして検討することも無く問答無用で あらゆる書物・資料を買いあさっていると思うので、 著者名で反射的に購入しても後悔しないはず。 多量の資料を揃えている人ほど、ちょっとした調べモノなどの際の データベースとして有用だろう。 この事典一冊で全てがわかる、というよりも、既に多量の資料を持つ人の 調査・分類の手助けとなるものではないかと感じた。 非常に細やかな調査や検証、豊富な経験をもってして 書かれたものであることは明白だが、それゆえに、 一家言持つコアなマニアにとっては、一部の妖怪や名称の解釈・ 分類などの面で意見が分かれる部分があるかも知れない。 そういった事柄に出会うのもまた妖怪好きにとっては喜びの一つかも。 資料としては、各妖怪の紹介文にそれぞれ根拠となる書物の出典が 一々書かれている点(記号などで表して巻末に纏めても良かったかも知れないが 項目が膨大すぎるのでこれでよかったでしょう)、子供向けの 通り一遍の妖怪本であればイッパヒトカラゲにされそうな妖怪をきちんと 区分けし、同様の名称であっても地方によって意味の異なる妖怪もそれぞれ 別記してある点など、非常に価値が高いものになっている。 妖怪マニアでは無い方にとっては、存在価値があるか無いか判断しがたい。 水木しげるの各「妖怪紹介本」類のように、全妖怪を絵図で表し、 出合った際の情景やら纏わるエピソードなどを物語として紹介するような 本ではありません。 国語辞典とか漢和辞典とか、そういったものと同様の体裁を持ち 各妖怪の紹介文も簡素・簡潔に数行に纏めてあり、「どこそれの地域に 現れるこのような特徴をもつもの」というようなカンジで膨大な量の 妖怪が羅列されているものです。 約2500に及ぶ妖怪を記載した事典。 鳥山石燕が描いたものや怪談本に登場する妖怪から、民間伝承の妖怪、アイヌの妖怪まで多岐にわたって収録されている。 それらを出典別に5分類し、原点資料も揚げられている。「これ一冊あれば安眠できます」とは水木しげる氏の言。 とにかく妖怪のデータベースとしては最高のもの。 収録されている妖怪の数が詳し過ぎるぐらい多いですが、索引付きという事なので充実してしかも使いやすいです 数が多いとは言えませんが、鳥山石燕風の画も含まれています これがあればどんな妖怪に遭っても大丈夫 よって星5つつけさせて頂きました 妖怪事典を楽天で検索 |