図説 日本建築のみかた |
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京都に何度か旅行に行き,寺社を巡ることが多かったのだが,よくよく考えたら日本建築のことなどろくに分かってないなぁと思い本書を購入した. 私のように日本建築にズブの素人でも最後まで読み通せたことは確かなので,初心者向けとしてはよくできているのだと思う. 図も丁寧で非常に分かりやすい. 他にも何冊か購入したのだが,本書は説明がとにかく詳しく,未定義語がほとんど出てこないので,モヤモヤしたものを抱えずに読み通せる(巻末の日本建築の特徴の名称について図解した部分は最初に読んだ方がよいが). ところどころに書かれたコラムも興味深く,最後まで読み通させるのに一役買っている. ただ,1つ残念なのは様々な寺社を挙げる部分で,寺社の由来,建築的特徴についての説明がどっちつかずになってしまっていることか(とは言っても,これは個人の好き好きだと思う). 日本建築には西洋建築に見られるオーダーやステンドグラスのような誰でも一目で分かる特徴がないため,最初からこのような割と詳しい本で勉強した方が曖昧さなく勉強できるのではないだろうか. 広く日本建築の見方を解説した、よくまとまった入門書だと思う。 細部については簡単な解説があるだけだが、個々の建築に関しては、写真だけでは判り難い全体像が、膨大な量の図によって一目で概観できるのが素晴らしい。 この本によって広く日本建築の全体像を掴み、興味が沸いたなら「古建築の細部意匠」近藤豊著、などで細部を知ると、より楽しめるだろう。図を見るだけでも購入の価値がある非常な労作。 神社、寺院、住宅、茶室、城郭について解説している。広く、浅く日本建築を知りたい方にはちょうどよい入門ガイドだと思います。 写真や図も多く読みやすいですが、内容的にはひとつの寺社について深く知ろうとすると物足りなさを感じるかも。 随所にちりばめられたエピソードやこぼれ話がおもしろいので、字引的な使い方をする方もぜひ拾って読んでみてください。 図説 日本建築のみかたを楽天で検索 |