荒野の庭―言葉、写真、作庭 |
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日本語に、日本語文学に挑戦し続けた丸山氏が最後の日々に向って 営みを確認する場所が自ら造り続ける庭。 そこに咲くひとつひとつの花の真実を知るほどに 言葉にしようとしたもの以上の真実と深みを知る丸山氏。 長編よりも短編が好きだった私には 初期の丸山氏の凄みとは違う 不思議な大洋と闇と光を感じさせてくれる 一冊でした。 句集か詩集の読後感に似た歌を感じた作品です。 孤高の作家と呼ばれることの多い丸山健二。この作家は以前にも犬やオーディオへの偏愛と自分との関わりを書き綴ったことがあります。そして今回は庭。信州の自宅を自らの思い描く空間へと作り上げ、それを写真に残し文を添える。作家の言葉は、重く常人の心に響き、おそらく庭は作家の命を超えて生き残る。言葉で表せないこともある、という事に作家は恐らく非常に敏感なのだろう。と実感できる一冊だと思います。 荒野の庭―言葉、写真、作庭を楽天で検索 |