日本人の背中 |
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さすが「ひらがなタイムズ」の元編集長だけあって、普段僕らが全く意識するこ とがない外国人目線からの日本人性質を、冷静に分析していると思いました。 あまりに見事に日本人を分析しているので読みながら思わずニヤリとしてしまう 内容も多々ありました。 また冒頭のエピソードにある、外人夫婦が喧嘩をしている場面に出くわした際の エピソードでは、日本人の誠実さはグローバルに認識されているんだなと少し うれしくなるような内容で、改めて日本人であることを少し誇りに思える、 そんな一冊でした。 日本人は〜だが欧米はここが違う、日本人の〜の点が欧米は理解できない、といった比較考察がだらだら続く。 どれもこれもどこかで見たか読んだかした内容で、まるで40年前の日本人論のようだ。 著者の言わんとするのは、日本人には古くから伝わった良さがあるのだから、それを大切にして外国人と交われ、ということだと推察するが、内容が陳腐過ぎて新たな所見に乏しい。 それどころか伝統・道徳を重視しているらしいにもかかわらず、「新しい歴史教科書」を貶めたり、沖縄集団自決に関して左翼の言い分を丸ごと信じていたり、何やら著者自身、戦後民主主義の申し子のような臭いがぷんぷん。 事実認識の誤りも多く、読む価値はない。正直駄本である。 欧米人が日本人のどのような点に興味をもち、どんなことに驚いているのかが具体的に解説してあり読みやすかったのだが、まずは日本人特有の部分を批判し、でもこういったところも大事といったようなパターン化された文章に飽きてしまった。また、欧米人がどう思うのかが淡々と記載されていたので、著者がどう思っていたのか、著者の体験からこんな点がおもしろかったというところをもっと書いてほしかった。 著者の本では、以前読んだ「お金とモノから解放されるイギリスの知恵」(新潮文庫)がなかなか良かったので、今回も期待して読み始めた。しかし最後まで読んで「なんだガッカリ」というのが正直な感想です。 彼女の主張は多分大勢の同意が得られる正論なんだろうけど、逆にインパクトというか個性が感じられません。せっかく著者ならではの海外体験が豊富にちりばめられているのに、そこから導く意見・主張がいかにもありきたりで面白みが無い。 「おいおいちょっと待ってよ」と感じさせる逸話も散見されます。ボルボの母体工場があるスウェーデンの某空港内にデーンと日本製の新車が展示されている話から、「日本人の誇りは消えたのか」なんて話されてますけど、そんな僻地の町のプロモーションに日本人がいちいちからんでいるはずがないでしょう(しかもあんな巨大メーカーで)。 また、某日本の有名ソースメーカーの買収に米国資本が乗り出した時、日本人は最高裁まで出て総出でこれを叩き出した。この話を引き合いに出して「日本人はどんなに金を積まれても捨て切れないものがある」ですって!?バブル全盛期に日本がアメリカでやった狼藉の数々を、著者はよもや忘れたわけであるまいに...。 本田健著「きっと、よくなる!」を読んで以来サンマーク出版には強い疑問を抱いていたのですが、残念ながら以前好きだった著者の本までもがすっかり色褪せてしまった。 最初読み始めたときは 随分日本人を良く書いてるなぁ〜と思ったら その後は悪いところもきちんと上手い具合に混ぜ込んで語っていた。 イギリス人の日本人に対する考え方が 意外で 読んでいて「へぇ〜」と何度も思った。 そういう意味で 外国を身近に感じられるかも。 外国で偏見を持たれてるって話は 娘が現在海外にいてよく言っているので、 娘のいる国だけじゃないんだと良くわかった。 ともあれ 今まで気が付かなかった日本人って人種に 気付かされる本だと思う。 最後までさらっと読めてしまったが もう少し読み応えが欲しかったので★4つ。 日本人の背中を楽天で検索 |