建築家が建てた幸福な家 |
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築20年以上、家によっては30年を超えて住み継がれている、建築家によって建てられた素敵なお家の紹介本。 写真と紹介(エッセイ)がセットで、読み物としても、住宅を考える本としても、とても読み応えのある本でした。 大切に、そして愛情をもって、住んでらっしゃるんだなあ。。。と、こころに響きました。 新しい住宅ばかりに目が行っていましたが、この本を読んで、良いものは昔から続いていたのだ!と、思い知らされました。 建築家が建てた住宅の中から、20年以上経過したものを、写真と文章で紹介するもので、コンセプトは、続編にも引き継がれています。 本の趣旨もあり、紹介されている住宅は、デザインが奇抜であったり、最新装備を備えていたりといった奇をてらったものではなく、住人に愛され、長く、大切に住み継がれてきた家々。 住宅の写真、間取りの図を見ながら、紹介されている文章を読んでいると、家と言うのは、単なるデザインの目新しさ等ではなく、住人の大切にする気持ちによって、こんなにも素晴らしいものになるんだなあということが実感されました。印象的であったのは、紹介されている家で育った子供達が、その家を住み継いだり、同じ建築家で、自分の家を建てている事例が多かったこと。 私も、まだ、家を持っていないのですが、いつかは、こんな素晴らしい家を建て、大切に住みたいなあと思わせる本でした。 新築2年目の我が家は私からすればまだ完成6分目の状態。これからもっとステキな家にする。住みよい家にする。という意気込みいっぱいの時にこの本に出会いました。 何十年も時を経て陳腐にならない造作、そこに住む家族の変遷に伴う増改築、住み手の家に対する思い、建築家の思い・・・手入れをされて新築にはない味わいのにじみ出る内装や外観の紹介を見ていると、ハウジング雑誌によく掲載されている生活感のないモデルルームのような部屋が薄っぺらに見えてきます。 間取りがちゃんと載っているのはもちろんですが、写真も素晴らしく、住みこなしていくと、家ってこんなに優しく温かいオーラを醸し出してくれるんだなと改めて感動した一冊でした。 建築家が建てた幸福な家を楽天で検索 |