「チェンマイ満腹食堂」―ウソなしレスランガイド |
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私はタイ料理が医食同源だとか、薬膳だとかはさらさら思っていない。タイ料理はカロリーが高い。コレステロールも多いし砂糖もふんだんに使う。そして辛さを引き立たせるために、塩もたっぷりだ。 これで身体にいいといえるのだろうか?! しかし、うまいタイ料理は本当に、うまい。 当たり前だが事実である。 だから、どうせ食べるならうまいタイ料理を食べたい。 うまい料理を食べると幸せな気分になれる。 そして私はチェンマイでうまい料理が食べたい。バンコク中心のグルメ本じゃあ今ひとつ間に合わない。 そんなときこそこの本の出番だ。タイ北部の郷土料理をもしっかり抑えて、しかもチェンマイのおいしいお店を惜しげもなく公開してしまっている。太っ腹! タイトルに「満腹」とあるが、ともかく安くてボリュームがある大衆食堂に片寄っているわけではない。安くてうまい店から、セレブ御用達のような高級感あふれるお店までの広い守備範囲を誇る。 料理の写真が、また食欲をそそる。ただ見ているだけだとお預けを食らった犬のような気がしてきてつらい。だから、この本は読むタイミングが難しい。 要取扱注意の本である。 チェンマイでダイエット中だとつらくなるかもしれない。 残念なから著者のタイ料理や東南アジア料理の知識に間違いが多い。 もし著者がタイのネタで仕事がしたいなら、もっとタイについて、また東南アジアについての猛勉強が必要だ。(このジャンルは何十年もこの地で暮らしてる、博学強記な先達がゴロゴロ生息しているから) たとえばバナナの花はインドネシア・フィリピン・ベトナム・インド・バングラディシュなどでも食べるし、山盛りの野草・生野菜を食べる習慣は北部タイ独自の食習慣ではなく、東北タイ・ラオス・ベトナムでは一般的である。 またバイトゥーイは水草で他のアジア諸国では料理に使われないと書いているが、これは水草なんかではなく、他のアジアの国でもフィリピンでは米の風味付け、シンガポールではカヤジャムの原料のひとつに使っている。 そして1965年に昭和天皇はタイ王室に川魚を献上したと書いているが、実際は当時の皇太子、つまり現在の天皇がプレゼントしたのが正解である。 ついでにコーディネーターの通訳の日本語能力が低いのか、AとBの食材を逆に取り違えて著者に説明しているのかと思われる箇所もあり、全体的にタイ料理の素人さんが、付け焼刃的知識でもって出版したと言っても過言ではない。 たとえば生姜の一種のカーのサラダを、生クミンのサラダと紹介したり、こんな調子であちらのハーブや料理を数え切れぬほど取り違えているのに、自分は誰よりもチェンマイの食文化に精通してるのだと言わんばかりに、タイ料理や文化に無知な読者を啓蒙するというスタンスで、上から読者を見下ろすような専門家口調で紹介していて、読者であるタイ料理が大好きな人や、タイフリークを馬鹿にしたような勘違いぶりは鼻についた。 それにしてもタイ料理の知識に関しては基礎が出来ていない初心者レベルなのに、この根拠のない自信はどこからくるのだろうか?もし著者は再度この手の本を出すつもりなら、タイ料理の専門家の監修をつけるべきだ。もしかしたら著者は読者は無知でバカだいう前提で、この本を書いていないか? と、こんな感じで軽く20箇所近い薀蓄の間違いがあるので、この本でタイ文化やタイ料理を勉強しないほうがいい。。 だからこの本は純粋に、店の住所と写真が掲載されているレストランガイドブックと割り切って使うことをお勧めする。(あまり美味しくない店も、結構紹介されているが・・) あと、料理に関係ないけどホテルのチェディはフォーシーズンズ系(本にはフォーシーズンと書いてあるが、この名称自体が間違っている)じゃなくて、GHM系(アマンリゾーツと同じオーナーが経営している、別系列のホテルチェーン)だ。 まぁ、ホテルガイドのほうは娘さんが担当だけど、親子で共倒れにならぬようガンバって欲しい。 それにしてもバンコクを紹介した本と違い、地方都市は内容の精度が落ちるので困る。 数々の写真や文章から、筆者のチェンマイという街への愛を感じました。筆者が魅了されたチェンマイという街の魅力を、美味しいメニューを通して教えてくれます。 まず、全てのお料理の写真がとっても素晴らしいです。匂いや質感まで伝わってきそうな、ページ一面の写真をぱらぱらとめくるだけでも涎が出てきます。 お料理はベーシックな定番ものから、チェンマイ独特のもの、そしてフルーツやジュース、デザートに至るまで紹介されていて、全てにそれらを食べられる一番おすすめのお店が値段、雰囲気、辛さ等のオススメ度付きで詳しく紹介されていて、解り易く参考になります。 私は実際にこの本に載っているいくつかのお料理を、この本に載っているお店で食べましたが、どれも本当に美味しかったです。「ウソなし」は本当ですね。 さらに、レストランガイドだけでなくチェンマイのおすすめホテルやスパ、バスの乗り方やショッピングガイド、土産物品、チェンマイの市内地図に至るまでが網羅されているので、一切の美味しい食事に困らないだけでなく、チェンマイを完璧にガイドしてくれる、頼りになる一冊です。 また、チェンマイという街の歴史や文化についても触れられていて、非常に勉強になりました。お薦めです。 写真や装丁に惹かれてふと手に取った本でしたが、内容が充実してて想像以上に刺激的でした。見たことも無く、どんな味か想像もつかないのに「美味しそう」と本能的に感じる料理写真が満載で、チェンマイへの興味をそそられた私は、実際に友人とチェンマイに行こうと決断!3泊5日で食べまくってきました。本に載っているお店に実際に足を運んで、たくさんの美味しい料理(しかも驚くほど安いっ!)に出会い、マッサージ(これも安いっ!)を受けたりと充実した旅で、すっかりチェンマイのファンになりました。日本に帰ってきてからも熱は冷めず、時折本を見ながらまたチェンマイへの思いを馳せています。 そういえば、旅行のプランニング中、チェンマイのガイドブックもあれこれ探したのですが、チェンマイの情報がたくさん得られるガイドブックが非常に少なかったので、この本はガイドブックとしても非常に役に立ち、有り難かったです。チェンマイで同じ本を持った日本人観光客を何人も見かけたり、現地のレストランでもこの本はけっこう知られているようでした。 チェンマイの魅力が満載です!この本を読むまでは、チェンマイという場所は名前くらいしか知りませんでした。本屋さんでたまたま手にとって読んでみただけなのに、この本を読んだおかげで自分もチェンマイにいった気にさえさせられてしまった、魅力一杯パワフルな一冊です。よくある旅行のガイドブックは現地のレストランと提携しているのか、実際いってみるとがっかりだったりとうことも度々。でもこの本は筆者の方が実際に食べての感想がリアルに書かれているのでとても信頼できそうです。しかも食事の写真がほんとうに美味しそう!写真をみるだけで、ご飯が1膳食べられるかもしれない・・・。今までタイ料理というとphad thaiやtom yam kungぐらいしか知りませんでしたが、種類もバリエーションも豊富なんだーと気づいてみたり。色んな感覚の脳細胞を刺激される一冊です。 気持ちが一杯になったので、後はこの本を片手に、本当に現地に行ってお腹を一杯にしてきたいです。 「チェンマイ満腹食堂」―ウソなしレスランガイドを楽天で検索 |