木の教え |
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最後の宮大工棟梁といわれた西岡常一さんの仕事を、 「木のいのちきのこころ」で三部作としてまとめられた塩野米松さんの 木工仕事についての入門書です。 日本人がいかに木について洞察があり、特長を生かした木工品をものをつくってきたのか、 とても平易な文章で書かれています。 木工仕事について、木についての知識がなくても、図解入りで説明されていて、 つい最近までの日本人が、いかに四季に移り変わりとともに暮らし、 自然や木について造詣が深かったのかがわかります。 むやみに木を切らず、木とともに生活をする。 ほんの少し前の日本人の生活であったのに、 今や忘れられようとしています。 大量生産、大量消費の時代が、ひずみを見せ始めた現在、 この失われつつある生活を見直べきという思いがこの本から伝わってきます。 すべての漢字にルビをふっているのも、 少しでもこれからの未来を生きる子供たちにも読んでもらたいという願いが感じられます。 木に興味がある方だけではなく、 森林荒廃がすすむ山を見て、このままではと憂いを感じる人にもお勧めの本です。 木が好き、伝統的なものが好き、環境について考えたい、なんて思っていた私は、この本を買ってよかったと思います。日本人古来の知恵や本当にたくさんのことが記載されていて、難しい解説などは図なども載っているので良いと思います。森林系統の本を買うなら、この本のほかに読んだものもありましたが、中身はこちらの方が濃くてわかりやすかったですよ。 本書はわかりやすく平易に書かれており、しかも内容は非常に奥の深いものになっています。全ての漢字にルビがふってあり、小学生から大人まで全ての人が読める本です。古来、日本人が木から学び、脈々と受け継がれてきたさまざまな教訓が書かれているのに一人で感心しました。 たとえば法隆寺の塔が1300年もの長期に耐えた木の生かし方、建物の南側には日当たりのよい山の南斜面から、北側には山の北に育った木を使い、その育った向きと同じ向きに使うというような事例や教訓がわかりやすく書かれています。 都会の人工的で無機質な美とは違う木のぬくもりを改めて見直すきっかけになりました。 木とともに生きるということの大切さを誰もが素直に受け入れられるような力があり、自然とともに生きるための指針と得るのではないかと思います。 木の教えを楽天で検索 |