音楽誌が書かないJポップ批評 (46) (別冊宝島 (1382)) |
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日本のポップス界におけるスピッツの位置や楽曲の世界観についての様々な意見は興味深く読めました。 欲を言えばもっと音楽そのものに関する分析、批評があれば良かったです。 たとえばメロディ、コード進行、編曲、演奏テクニックなどについて他の人と比較したり彼ら自身の変遷を述べたりして欲しかったです。 なんといっても「勝手にプロデュース。スピッツ夢の4枚組みゴールデンBOX」という、架空のCD−BOXの企画がおもしろかったです。 つまりこれは「スピッツ」を構成していると思われる要素を4分類して、その代表格と思われる曲をピックアップしているわけですが・・・。 各曲の解説も興味深いものがありました。 特に「ディープ&ダークスピッツ」Diskの解説がなんともダークネスで笑ってしまいました。「いい草野」「ブラック草野」って・・・。 ところで、確かに「いい草野(白くて繊細な自然素材、と表現)」の面だけでは理解しにくいものがスピッツの音楽にはあります。 でも、一般的には「いい草野」のイメージが強いだろうし、私もちゃんとアルバム聴くまではそうだとばかり思っていたし・・・。 それでもいろんな曲を聴けば聴くほど、どうしても漏れ出てくるパンクでダークでアンニュイな部分を感じてしまうわけです。 そして気がついたらその部分こそが重要な鑑賞のツボになってしまっている自分はもしかしておかしいのかとまで思ってみたり・・。 でもこの本を見て密かに安心しました。 スピッツ鑑賞の日が浅い自分がもやもやと抱いていたイメージがすっきり整理された感じです。 「スピッツ勝手に十番勝負」の、今をときめくバンドの面々とスピッツの「勝負」(かなり偏見入ってる)はとても痛快! 比較されているバンドが好きな人にとっては苦笑い・・・かもしれませんが。 元々スピッツの大ファンなんで、かなり楽しく読めました! ラブリーロックの名の通り、スピッツ以外の今を飾るロックバンドとの十番勝負でミスチルやレミオロメン、アジカンなんかと比較されてるページは微妙に的を得ていてかなりおもしろいっ! あと、スピッツの曲のイメージの少女?像なんかも勝手にイメージされてて、ますますスピッツの曲の世界にどっぷりはまれること請け合いです♪ 音楽誌が書かないJポップ批評 (46) (別冊宝島 (1382))を楽天で検索 |