イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)

イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)

売れ筋ランキングイノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)  
イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)

イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)


価格:¥ 2,100(税込)
翔泳社  (2003-12-13)
/クレイトン・クリステンセン/ マイケル・レイナー/ 玉田 俊平太/ 櫻井 祐子/
単行本 373ページ
売れ筋ランキング:5094
明日は誰のものか イノベーションの最終解 (Harvard business school press)
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
キャズム
ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション

原書と比較しながら読んだ。訳もよい。3分冊であるが、2冊目がベストと思う。競争の軸とどのようにとらえ新たに創造するかを刺激してくれる本である。
戦略の本というよりマーケティングの前提という位置づけであり、市場を読むことが戦略及びマーケティングの基本であることを指摘している。
戦略の第4世代といわれかもしれない理論であるが、顧客サイドだけでなく、ITC(インド)による農家のネットによる組織化など、バリューチェーン全体でとらえたらどうなるか、筆者の新たな書籍を期待したい。
「イノベーションのジレンマ」の内容をさらに突っ込んで理論的に解明したような内容でした。私にとっては文章言い回しが非常に難解であり何度も何度も時間をかけて読み返さなければなりませんでした。しかし、「イノベーションのジレンマ」では「なぜ、そういう結果になるのか」の説明をもう少し突っ込んで欲しいと思っていましたので、「イノベーションの解」を頑張って読んで本当にすっきりした感じです。2冊を読んで、過去の新聞やニュースなどで事業撤退、経営統合、買収に関連する内容を思い出せば、経営者が何故そのような意思決定をしたのかこの2冊の理論に当てはめて興味を持って考えるようにもなりました。しかし破壊的イノベーション、持続的イノベーションと言う2つの概念での切口は新鮮で内容にも奥行きはありますが、結局のところ競争戦略論であると言う読み方もできるかと思います。私はマイケル・ポータなどの競争戦略を読んだこともなく偉そうなことは言えませんが、メーカ勤務の方ならこの2冊の理論で充分かとも思いました。ところで「イノベーションのジレンマ」、「イノベーションの解」、そしてジェフリー・ムーアの「ライフサイクル・イノベーション」を読めば、かなり立体的に頭で整理でき理解がさらに深まると思います。あと残り「明日はだれのものか‐イノベーションの最終解」を読もうかどうか迷ってます。500ページほどもボリュームを読みこなす自信ありませんし読解力にも自信がありません。
「「イノベーションのジレンマ」が理論の構築を目指したのに対し、本書の目的は読者に、理論を用いる方法を教えることであった。」(本書P.344)

・・・まさにその通りである。本書に沿って、「顧客、競合、自社の能力」とありきたりに事業企画フォーマットを埋めるのではなく、真にユニークなビジネスを生み出せるかどうか理論的・戦略的に考えをめぐらせながら、新しい事業やサービスの企画を行うことができる。そのようなビジネス書は稀有であるといってよい。

さらに、学問的、教養的にも、参照範囲が広く、深みがある。
イノベーションのジレンマに対する解となる本です。

「破壊的イノベーション」と「持続的イノベーション」の性質の違いを理解し、
その時々で一番よい戦略や組織を策定するというものでした。
実際に「破壊的イノベーション」にやられたものとして挙げられている例を見ると、
最後の最後まで何もせずにやられているという感じでしたが、
それは過去の成功にとらわれているからだということでした。

企業は日進月歩し、成長し(破壊的・持続的)発展を続けなければならない。
これが大事なことだったように思われます。

難しい本でしたが、非常に面白かったです。
ビジネス関連の書には、既に多様な固定観念で汚れた日常的言葉(ここではイノベーション)をあえて用いる事で、好意的読者の意訳に解釈を委ねているものが多すぎる。本書はその良い例。それは丁度、ゴミのような茶器でも、床の間に恭しく飾ってあれば古美術であると好意的に解釈してくれる人達を相手にゴミの茶器でお茶会を開くようなものである。この本読んだ人は、そもそも「同じ」イノベーションの意味を共有しているのだろうか?そして本当にイノベーションの解なるものをこの本から読み取ったのだろうか?
   優良企業におけるイノベーションがはらむ落とし穴を実証し、衝撃を与えた名著『イノベーションのジレンマ』待望の続編。イノベーション論を深化させ、研究者らの間に一躍広まったクリステンセン教授の理論のさらなる展開を本書に見ることができる。

   前作では破壊的な技術革新を受けて優位を脅かされる側の企業に置いていた視点を、今回はその技術革新で新事業を構築し、優位企業を打ち負かそうとする側に置いている。この「破壊される側ではなく破壊者となって」という立場が本書の特色である。そこでは技術革新にかかわる実務者にとって、より明快な行動指針が得られるだろう。実際に、どうすれば最強の競合企業を打ち負かせるのか、どのような製品を開発すべきか、もっとも発展性のある基盤となるのはどのような初期顧客か、製品の設計、生産、販売、流通のなかでどれを社内で行い、どれを外部に任せるべきか…というような、きわめて具体的な意思決定の「解」が提出されている。

 「無消費への対抗」など、次々に展開される破壊的イノベーションの局面は興味深く、そこでのマネジャー個人の行動やモチベーションまでカバーする理論はマネジメントの視野を確実に広げてくれる。事例となる企業や市場は、IBM、ソニーなどの常連から「クイック・サービス型レストランチェーンのミルクシェーク」などまで多彩で読みごたえがある。日本企業に「破壊」される米国市場を取り上げてきた著者が言う、「日本の経済システムは構造的に新たな破壊的成長の波の出現を阻害している」という提起も示唆的だ。さらなる読解が期待できるテキストとして、また、イノベーションやマネジメントの指南書として必携である。(棚上 勉)


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