ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション

売れ筋ランキングライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション  
ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション


価格:¥ 2,100(税込)
翔泳社  (2006-05-16)
/ジェフリー・ムーア/
単行本 352ページ
売れ筋ランキング:42513
キャズム
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
企業価値の断絶
明日は誰のものか イノベーションの最終解 (Harvard business school press)
イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)

本書の内容は14のイノベーション・タイプをカテゴリー成熟化ライフサイクルにポジショニングし、ライフサイクルのそれぞれの段階において企業がどのイノベーション・タイプを採用し差別化を行うべきか、その理由も含めて解説されていることに加え、企業組織の慣性力とイノベーションをどのように管理・発展させていくかというところまでカバーされている。直感的イメージが沸く図の挿入にも助けられ、体系的に理解でき企業の経営サイクルを鳥瞰できるという感じだった。特に私が最も重要なメッセージとして受け取ったことは、ビジネスの世界は根本的に2分されている、すなわち、コンサルティング的要素の大きいコンプレックス・システム型と、標準品化された製品を大量に売るボリューム・オペレーション型であり、従って企業は戦略を立案するときも先ず最初にこのどちらのモデルを採用するかを決定することが重要である、ということだった。本書を読み進めると、どうしても自分が勤務する会社のケースに当てはめて理解しようとしてしまうが、当てはまるような当てはまらないようなすっきりしないことも多かった。私の会社がそもそもどちらのビジネスモデルを採用しているのか曖昧なためであろう。引用されている事例は概ねコンピュータ関連企業であり、私にとってはまったく素人で苦手意識の強い分野であったため、本書の図や内容の重要ポイントを簡潔に引用しサブノートを作成した。今後はこのノートを常時携帯して、新聞やニュースで興味ある身近な分野での企業買収や事業新規参入、撤退の記事を読んではサブトートを眺めて、何故企業がそのような行動をとったのか改めて考察して行きたいと思っている。 クリステンセン氏の『イノベーションのジレンマ』を読んでいれば、さらに深く立体的に理解できるようにもなると思う。本書と『イノベーションのジレンマ』は、ずっと大切にし読み返えしていこうと思っている。
 モノやサービスあるいはそれらを統合的に提供する市場という場が取引価値を上げもすれば下げもする、との条件を飲み込んで読む研究である。イノベーションのゾーンとタイプの腑分けから始まる。ゾーンとは、イノベーション・タイプを市場カテゴリーの成長に合わせてくくったグループ名。終盤は、コアとコンテキストそれにミッション・クリティカルと非ミッション・クリティカルによって求めた4象限を用いてサイクルとして表し、どの象限に人を含めた組織の資源を注入すべき時か論拠は何か、その資源をどこから調達するかを論ずる。

 ムーアのいうコアというのは、ハメルとプラハラードが述べた意味より広い解釈で、永続的成長の源泉を考えようという捉え方。ミッション・クリティカルは、クリステンセンが既に述べたように、組織の存亡に影響を及ぼすような特性。コンテキストというのはいろいろな使い方でよく目にするが、企業の競合優位に結びつかない業務にはレッテルを貼って、金をかけずに人も減らす対象として括る。

 これらに加えて、二つのビジネスモデルが絡んでくる。コンプレックス・システム・モデルとボリューム・オペレーション・モデル。前者はあなた好みを、後者は数売って儲けるビジネス。

 次世代のコアのために経営資源を見つけるには、どこかの生産性を上げなければならない訳で、そのためにはより懸命に働くことである、とは言っていない(p.284)。仮に、資源を手にすることができれば、これを次のイノベーションのサイクルに使用されることになる、と言うのだがどうだろうか。これも、国によりあるいは企業や組織により、ヒト・モノ・カネ・知識等々の扱いの違いがそのサイクルのどこに影響するのかも合わせ考えてみる必要がある。諸兄の、どっぷり日が暮れるまで働く現実と照合してダーウィンの「自然淘汰」解釈を多様な視点で考えるのも本書の一つの示唆である。
たくさんの企業が行ってきた、商品や会社そのもののイノベーションに
ついて分析し詳しく説明されています。

私いる不動産関連の業界そのものが成熟してして、今後は人口が減るに
つれて、衰退期を迎えるという仮説をたてこの本を読みました。

頭の中ではなんとなく理解している部分がこの本で明確になった感じです。

複雑な世の中になったと思っていても基本的な部分はどの業界でも同じ
なのかな?って少しこの本で安心もしました。

自分の働く市場を分析したいと思っている方は、目をつけるポイントが
本書で理解できると思いますよ。
今までのジェフリー・ムーアの書籍の内容をベースに、様々なイノベーションに説明が記してある。シスコを中心に色々な企業を各イノベーションに当てはめているのでとても理解しやすくなっている。ただ、アメリカの企業ばかり(当たり前だが)なので、訳者は注釈としてその企業はどういう業種でどういう位置(規模など)なのかを説明してほしい箇所もいくつかあった。
後半は衰退した商品(サービス)に対してはアウトソーシング、オフショアリングせよと示しており、私としては「そんなことをしたらリストラの嵐ではないか!そんなものうまくいくはずない」と思いながら読んではいたが、見事に私の不満も終わりの方で解消してくれた。
今、自分が働いている会社と当てはめてじっくり読むと結構、味が出でてくる書籍だと思う。
キャズムはハイテク市場に関する本ですが、本書はほぼあらゆる市場に
あてはまると思います。
とくに、製品がコモディティ化している成熟市場にいる方にはオススメです。
自分の会社が、どういったイノベーションを追求しなければならないのかが
わかります。
問題は、何がコアで何がコンテキストか、慣性力とどう管理するかですが、
その具体的な方法論も示しています。

あえて言うなら、事例が日本のものだったらいいのにと思うの
ですが、まぁ、それは無理な注文ですね(笑)
当然のことながら、いやっていうほどある事例のほとんどが海外の
会社の事例のため、よくわからないものが多かったです・・・・

いずれにせよ、素晴らしい本です。
オススメです。
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