登山の運動生理学百科 |
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運動生理学やトレーニングに関する書物、殊に指導者が書いたものは種目を問わず山ほどあります。 しかし、そういいう本はありがたいのだけれど今ひとつ肉迫したところを欠いているのですね。 この本の最大の「売り」と言っていいところは適正に処理されたデータと感覚に由来する主観が本人によって評価されている点にあります。このように書くと、著者の主観によりデータをコントロールしていると思われるかもしれませんが、理論の構成は競技者と一般愛好家を対照区及び無処理区、本人データを処理区として比較することにより担保されているまたは閉じているので、安心して読むことが出来ます。 ただ、つまらないことですが表紙に「国立」鹿屋体育大学・・・とあるのは良くない。「くにたち」かと一瞬思ってしまいます。「国立」は不要。 運動をすれば脂肪は減る? 山は下りの方が楽? 運動中は水を飲まない方がいい? あなたの見解はどうだろうか?この本に答えが書かれている。 私も山歩きをするのだが、何を食べたらいいか、水はどのくらい飲むのがいいか、普段のトレーニング(といっても日常生活の中でだが)はどうすればいいのかが具体的にイメージできるようになった。登山は理想的な有酸素運動であり、脂肪の減量効果に優れているとわかったのも喜ばしい。 後半はクライミングと高所登山をする人のために必要な体力とトレーニング法が書かれている。3000m(中高年者は2500m)以上の山に登る人は必見であろう。 疑問に思っていたこと、知りたかったことのほとんどが解決しました。特に、作者自らが実験材料になっておられるところが真実味があります。 趣味でたまに山に登る程度の私には難しすぎるのではないかと思いましたが、大変わかりやすかったです。 購入前は本の価格も高いと思っていましたが、読んでいくうちに、この価格でこの内容は決して高くないと思いました。 いまだに精神論が横行する登山界の中では、めったに見られない科学的な内容はすばらしい。 間違った精神論を振りかざす登山界頑固者にはご退場いただき、それに代わってこの本が肉体的課題の多くを解決する手助けとなる。 中高年の登山者が増加する一方であるが、何よりもまずこの本を謙虚な姿勢で読むべきと思う(私も含めて)。 自分の体があっての登山でしょうし、この本の内容はサイエンスですから。 登山を始めたばかりの初心者からベテランまでぜひ一読しておきたい良書! これまでよくこの種の本に見られた実験室でのデーターの羅列でなく、体育大助教授の著者が自分の肉体を含めて検証した実例が具体的にわかりやすく述べられていて飽きずに読み進めることができます。山での疲労の防ぎ方や水の取り方、中高年や女性、子供の登り方、効果的トレーニング法等なるほどの一冊です。私の所属する山岳会でも初心者講習からリーダークラスの研修まで利用させてもらっています。 登山の運動生理学百科を楽天で検索 |